2月14日のバレンタインデーは日曜日。週明け本日、会社や学校でチョコレートを手渡されてニンマリとした方も大勢いると思います。だがしかし、それは少数派に違いない。というかそうだと思いたい。そんな非モテたちの心の叫びを代弁するかの如く、去る2月12日、リア充の街・渋谷に今年もまたやつらがやってきた!

 皆様ご機嫌いかがでしょうか、革命的非モテ同盟です。この度はこの場をお借りしてデモの報告や申請手続きの話、そしてお手軽なバレンタイン粉砕方法などについてお話したいと思います。

我々は去る2月12日、渋谷にてバレンタイン粉砕デモを敢行いたしました。今回は2月14日バレンタインデー当日の日曜日を希望していたのですが、警察から他団体がデモを行うので別の日時に移動できないかと相談を受け2月12日の金曜日の夜の開催となりました。休日ではなく平日の夜7時からの開催ということであまり参加者が集まらないのではないかと懸念していたのですが、そんなものを吹き飛ばすかのように総勢約25名もの心熱き同志にご参陣頂きました。また、夜の渋谷というだけあって街は人で溢れており、多くの方に我々の主張をアピールできたと思います。デモ参加者の皆様、そして我々の行進を見聞きしていただいたすべての皆様に感謝申し上げます。

 

今回のデモで特筆すべき出来事は、女性参加者にスピーチをしていただいた事でしょう。これは我々が事前にお願いをしておいたというものでは無く、当日になって是非とも話をさせて欲しいとの申し出があったものでした。女性のスピーチは恐らく革命的非モテ同盟史上初のことであり、バレンタインデーは女性をも大いに疲弊させる悪しき習慣であるとの熱と実感のこもった主張は性別の枠を超えてバレンタイン粉砕の理念が広く深く浸透していることを強く実感させる出来事でありました。

参加者には女性の姿もある

また、今回のデモではギターによる伴奏を加えたサウンドデモ的な形式を試験的に取り入れてみました。夜のデモでは視認性が落ちるので、代わりに音で目立ってみてはどうかとの発想によるものでしたが、渋いブルース調のBGMは我々の行進になかなかマッチしていたように思います。次回のデモにもサウンドを採用するかは未定ですが、今後もより盛大に主張をお伝えするべく工夫をこらしてゆく所存です。

 

デモはいかにして実行されているのか!?

 

今年で結成から10年目という節目の年を迎えた革命的非モテ同盟ですが、その間ほぼ毎年渋谷の街でクリスマス粉砕、バレンタイン粉砕、ホワイトデー粉砕の三大デモを敢行して参りました(大雪や震災などの事情で開催できない時もままありましたが)。決して多くはない人手で年三回のデモを10年間開催というと何やら大事のように思われそうですが、実のところ手順に慣れてしまえばそれほど難しいことではありません。この機会に世間では意外と知られていないデモ申請手続きの流れを我々の事例に沿って簡単にご紹介しましょう。

 

1.デモ開催予定地の都道府県警警備部(革非同の場合は東京都なので以下警視庁警備部と記載)に電話をし、開催希望の日時を伝え担当者と日程調整の相談をする。
2.    集合および解散場所として使用する公園の使用時間に空きがあるかを、デモ開催予定地の自治体(革非同の場合は渋谷区)に確認する。公園が空いていなかった場合はもう一度警視庁に電話をして再度日程を調整する。
3.    自治体(渋谷区)に公園使用許可証を申請する。(要印鑑)
4.    警視庁警備部に公園の使用許可が取れた事を連絡し、面接のアポを取る。
5.    警視庁警備部の担当者と面接(要印鑑)。ここで日時、コース、参加人数などを正式に決定し、担当者立ち会いのもと「集団示威運動許可申請書」に記入捺印する。
6.    デモ開催予定地の所轄警察署(革非同の場合は渋谷警察署)に「集団示威運動許可申請書」を提出する。
7.    デモ開始の72時間以内に所轄警察署(渋谷警察署)に許可証を取りに行く。(要印鑑)
 ※なお、いずれも平日の開庁時間に手続きを行わなければならない。また、他の道府県によっては手順が前後する可能性がある。


文字にしてみると何やら複雑に見えるかもしれませんが、ざっくり言ってしまえば「警視庁にデモ行為の許可を取り、自治体に公園の使用許可を取る」ことが二本の柱になることを押さえておけば理解がしやすいかと思います。

デモの申請において重要なのはあくまでしっかりと手続きを踏むことです。この点さえ押さえておけば極端に反社会的な主張でなければ基本的に誰にでも、またいくら小規模な団体に対しても(参加人数が1名でも)許可が降ります。それは、デモ活動とは言論の自由に基づく国民の権利に他ならないからです。ですから何か社会に訴えたい思いがあるならば、上に記した手続きの流れを参考にしてどんどんデモを申請、敢行しましょう。街に出て主張を繰り返すことで新たな流れが生まれるという事実は、手前味噌ながら我々革命的非モテ同盟が証明してみせたと自負するところです。

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