一度の人生と書いて「一生」

「プロ野球選手になりたい」という夢は動くことへの大きなモチベーションになったけれど、コンビが成長できるかもしれない、という期待に近い思いも、間違いなくそこにあった。

今は言葉でうまく心を通わせることができなくても、行動をすることで相方に何かしらの刺激を与えることができるかもしれない。
相方も何か行動を起こすことができればコンビとしてレベルアップをすることができるかもしれない。
大事な時期を迎えていたコンビにとってもプラスになるはずだ……いや、なってほしい。

そう思ってトライアウトを受験した。

結果的に僕は「野球選手」夢を叶えられた。

一度生きると書いて「一生」。誰の人生でもない自分の人生で後悔をしたくない。
野球も、コンビも、全力でやり抜きたいと思っている。

何度も言うけど、ここで書いていることについて相方がどう思っているのか、それは分からない。コンビなんだから、いつも一緒にいるんだから分からないことなんてないでしょ、と思う人もいるかもしれないけれど、逆にコンビというのはそんなものだ。
コンビとしては仲間だけれど、芸人としてはライバルであるという一種、矛盾した存在でもあるからだ。
 

さてさて、ちょっと話が堅くなったけれど、そんなこともありつつ僕はトライアウトを受けた。
次は、トライアウトの一週間を振り返ってみたい。明るく、ね(笑)。


この連載は毎週木曜日更新予定です。