店に一歩足を踏み入れれば、そこはタイの食堂そのもの。
練馬にいながらにしてイサーンへトリップできる

 店主の岡沼さんは、20代からタイに通い詰めているタイの達人。いつしかどっぷりタイの魅力にはまり、生涯の伴侶にもタイ人を選んだ。それが高じて2010年に福道を開業。日本では珍しいタイ料理の立ち食い店が産声を上げた。

 そんなタイラヴァーの岡沼さんだから、料理を日本人好みにアレンジすることはない。辛く、酸っぱく、甘いという、タイ料理独特のハーモニーを何より重んじている。メニューはタイ東北部のイサーン地方のものが中心で、唐辛子やナンプラー、ウコンなど、使用する食材や調味料などは、年に3回は現地へ買い出しに訪れて仕入れている。店を代表するメニューが、イサーンの代表的な家庭料理であるホモガイ。鶏挽肉を蒸してレッドカレーに近いソースとココナッツソースをかけてある。フワフワした食感と、辛・酸・甘のハーモニーが後を引く旨さだ。とにかく辛いものが好きなら、ナンピッパヤンもおすすめ。焼いた鮭をほぐして、これでもかというくらいの唐辛子で味付けした激辛料理。脳天まで痺れるほど辛いが、不思議と箸が止まらない。何度訪れても新しい料理の発見がある。未だ知らぬタイ料理の深遠なる世界を垣間見せてくれる店だ。

ヤムウンセン390円(前)はタイで定番の春雨サラダ。ネーム390円(奥)は現地でタイ人が作ったものを真空パックで取り寄せた生ハム。タイのビール・チャーン540円や日本ではほとんど見かけないタイウイスキー・シンハーチャオプラヤ390円とよく合う。
 
  
 
 タイしょくどう ひょうたん
西武池袋線練馬駅から徒歩3分
練馬区豊玉北5-22-15
03-3992-0406
11:30~15:00(14:30LO)、
17:00~翌1:00(24:30LO)
休月曜のランチ

 

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