何事も長く続けるのは大変。芸能界で40年以上活躍し続けている関根さんだが、芸能界を辞めたいと思ったことはないのだろうか?

我慢は絶対に次につながる!!

――関根さんの芸能生活も40年を超えました。その中で、辞めたいとか辞めようとか思ったことってありますか?

それはね、ボクはないんですよ。

―― 一度もないんですか? つらくても、とりあえずこの仕事をやっていこうという気持ちですか。

つらかったのは、20代だけだったからね。20代って何も分からないから、とりあえず頑張ろうってやってたんですよ。まあ修行ですよね。修行中だから、つらいの当たり前だから、そこで辞めたいとは思わなかった。新しい世界に入って、今自分は委縮してるだけだから、いずれウケるようになるって思いながら頑張ってましたね。普通は弟子になって何年も経ってからデビューするんですよ。そうすると、現場を師匠と一緒に見たり、水に慣れるんですよね。それからデビューなんです。僕の場合は、いきなり『ぎんざNQW!』で社長にスカウトされてデビューしちゃったから、そういう弟子の期間がまったくないんですよ。ド素人なのに、行くところ行くところが、全く新しい現場、全く違う環境だから委縮しちゃってどうしようもないんですよ。それを自分の中で「30歳までやれば共演者も同年代が出てくるし、ディレクターも多分若い人が出てきて、相談しながら楽しいことができるんじゃないかな」って思いながらやってましたね。だから、辞めたいっていうよりは30歳まで頑張ろうと思いました。そう思ってた中で、29歳から『欽どこ~』で、色々見えてきたので、そこからは、もう楽しい方が勝ちましたよね。

――苦しみながらも、仕事が楽しかったということですか?

そうですね、ずっと楽しかったですね。辞めたいと思ったのは、あのラジオ(Q2参照)を辞めたいっていうのだけですね。芸能界は辞めたくないけども、唯一27歳の時のあの番組だけは辞めたかったですね(笑)。

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