“早い、安い、旨い”何より気軽に楽しめる
そのスタイルが人気の「立ち食いグルメ」。
ただ、いくら気軽さが魅力とはいえど、
ルールというほど厳格なものではないが
やはり立ち食いのお店では守るべき作法がある。
最低限の決まり事だけ予習してから来店すれば、
初心でも戸惑うことなく立ち食いデビューできる!

 

 
 

 これだけは押さえておくべき
立ち食いの「作法」十箇条

一、料理は少しずつオーダーすべし
 立ち食い店のテーブルやカウンターは、おしなべて狭い。しかも、それを客同士で共有するので、ひとりが使えるスペースは限られる。一度にたくさん注文すると、それだけでテーブルの上がいっぱいになってしまうので迷惑だ。一度のオーダーは2~3品が上限。

二、大勢で来店するべからず
 立ち食い店で大箱は稀だ。狭いスペースを有効に利用するため立ち食いスタイルをとっているのだから、そこに団体客が押しかけたら、それだけで店はいっぱいになってしまう。グループは多くても3名程度に抑えたい。

三、香水などきつい匂いは避けるべし
「袖振り合うも多生の縁」と言うが、立ち食いの場合は袖どころか体が触れ合うほど、見知らぬ客と密着することもしばしば。そこできつい匂いを振りまいていたらどうだろう。不快に思う人もいるし、料理の香りも楽しめない。

四、オープンマインドで臨むべし
 誰とも喋らず、黙々と飲みたいなら家で缶ビールを開ければいい。立ち食いは、その狭さゆえ初めて会った客同士でもすぐに打ち解けられるのが魅力のひとつなのだ。自分の殻に閉じこもらず、心を開放して飲めば楽しさは倍増する。

五、大きな荷物を持っての来店は控えるべし
 たまにキャリーバッグクラスの荷物を横に置いて立ち食いしている人を見るが、これはNG。その荷物がなければ、もうひとりそこで楽しい夜を過ごせるかもしれないのだ。荷物はテーブル下に収まるくらいのサイズに抑えよう。

六、サッと飲んでサッと帰るべし
 立ち食い店は回転率の高さが命! 狭いスペースで、入れ替わり立ち替わり大勢の人が食事できるからこそ、驚きの低価格を実現できるのだ。酒を2~3杯に、つまみをちょこちょこ。ほろ酔い加減で店を後にするのが粋だし、店にも親切だ。

七、ある程度小銭を用意しておくべし
 テーブルの上にお金を置いておき、注文した品が来るたびに店員がそこから料金を受け取るスタイルの店も多い。そのとき、1万円札しかないと精算に時間もかかるし、混んでいるときは迷惑。来店前に両替をし、千円札と小銭を用意しておこう。

八、大声での会話は避けるべし
 楽しく会話しながら飲むのが悪いのではない。これも店の狭さと、客同士の距離感ゆえのたしなみだ。普通に喋っているつもりでも、肩がぶつかるほど近くにいる客は不愉快に思うかもしれない。想像力を働かそう。

九、泥酔するのは恥と心得るべし
 立ち食いに限ったことではないが、べろべろに酔っぱらって店や客に迷惑をかけるのは、飲ん兵衛の風上にも置けない行為。「もう少し飲めるかな」くらいを潮時として、お勘定してもらうのがスマートな酒飲みのあり方だろう。

十、気軽に2軒、3軒とハシゴすべし

1杯だけ飲んで帰っても後ろめたくないのが立ち食いのいいところ。これを利用して、1軒目は居酒屋、2軒目はバル、3軒目は寿司、なんて具合にハシゴすると楽しい。チャージ不要の店が多いので、余計なお金もかからない。

 


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