男子であれば、誰にでも訪れる性の目覚め。関根さんはいつどのようにして大人になっていったのか? 禁断の下ネタにも、ノリノリの告白で答えてくれた。

夏木マリさんでエロスイッチがONに!!

  関根さんは、中学からお笑いに目覚めたと言っていましたが、その時期というと思春期ということで女性を意識したり、性の目覚めもあったんじゃないですか?

それがね~……。ボク、南沙織さんとか同い年なんですけど……。高校生のときだったと思うんですけど(※編注 南沙織は1971年デビューなので関根さんが17歳のとき)彼女が、テレビ出てきた頃に、まわりの友達が「南沙織がいい!」って言うんですよ。だけど、ボクはまだクレイジーキャッツ、林家三平さん、55号、てんぷくトリオの、ボクの中でのお笑い四天王の方が良くて、南沙織さんの良さがまったく分からなかったんですよ。どこがいいんだろう? お笑いの方がいいな、みたいな感じでした。

  エロスよりも笑いだったんですね。

そしたら、夏木マリさんが出てきて、あのエロ路線でスイッチ入っちゃいました。それはもう抗えなかったですね。「女なんていいよ」って感じだったんだけど、夏木マリさんに開けられちゃったんですよ。思春期のスイッチ、エロティックへの道を。

  普通と比べると、かなり遅いですよね。

 

だいぶ、遅いです。そこからは、お笑いやりながら「彼女が欲しい! 欲しい!」って(笑)。まったく上手くいかなくて、19歳の時に頭が変になりそうになりましたね。あまりにも上手くいかなくて……。ホントにモテないんですよ。そこから、「オレは女嫌いなんだ!」って言って、“硬派”の仮面を被ったんです。そうすると、気が楽になるんですよね。

  現実逃避みたいな感じですね。

それまではカップル見て「羨ましいな」とか思っていたのに、「なにウツツ抜かしてんだよ」って。その頃ボクは、アルバイトでビル掃除をしててね、泥水をかっぱぎでかっぱいで泥水をバケツに入れながら、ビルの下を歩いてるカップルを見て、こう思ってたんですよ。「そうやってウツツを抜かしてればいいよ。この泥水を集めてるのは仮の姿で、オレは今修行中だから。オレは君らより絶対に上に行くんだ」「ウサギとカメだぜ」「アリとキリギリスだぜ」とかってね。それで、ひたすらお笑いに精進してましたよ。これ妬みで言ってると思うでしょ? でも、そうじゃないんですよ。仮面を被ってるから、本当に心からそう思ってるんですよ。自分で自分を洗脳してる。それで、2年間その仮面を被ってましたね。その後、21歳の時に“目黒五人衆”を解散するっていうことになったんですよ。しょせんは素人のグループですから、就職したりしなくちゃならなくて、解散ってことになったんですけど……。その最後に、神津島行って女の子と知り合おうってなったんですよ。

  急に普通の若者みたいなことを!

その時に“硬派”の仮面を取ったら、ドロドロで……。2年間、嘘をついてたから、もう仮面の下の本当の顔がドロドロになってるんですよ(笑)。そこでやっと洗脳というか自己催眠が解けて、素直になったんですよね。神津島で、何人かナンパしてこっちで会ったんですけど、夏だからなのか、島では異様な雰囲気っていうか、盛り上がったのに、都会で冷静になっちゃって……。

  リゾートでの出会いでの“あるある”ですね。

「あれ!?」とか思っちゃいましたね。でも、もう洗脳が解けてるから、そこからは女に夢中でしたね(笑)。


明日は「Q10. “モテなかった時代”を今振り返ってみてどうですか?」です。