目立ってナンボ! そんな芸人が多くいる中で、関根さんはこんなことを考えていた。“面白い番組”にとって関根さんは不可欠な存在だったのだ!

視聴者は肉も野菜も海鮮も食べたいんです!

  関根さんがテレビに出る際に、もっとも気をつけていることは何ですか?

もちろん、自分がウケるかどうかは大事だけど、出演者のみんながちゃんと持ち味を出せているかには気を遣ってますね。

  関根さんを「ポジショントークの天才」って呼んでた人がいました。上手にまわして面白くして、パスを出したりとかが、抜群に上手いって……。

自分だけがでしゃばるんじゃなくて、みんなが上手く回るようにっていうのは重要ですよね。たとえば、『からくりTV』で、浅田(美代子)さんが何か言うだろうなって時には、ボクはボタンを押さないようにしてましたね。全体を見て、(西村)知美ちゃん今押そうとしてるなとか、気を遣います。食事と同じで、みんな肉ばっかり食べたくないでしょ。ボクばっかりがしゃべっててもダメなんですよ。肉もあって、エビもあって、ホタテもあって、次は野菜炒めも食べたいな……みたいに、視聴者って思うんですよ。だからボクは、全部の食材が活きるようにという感じで、パスを出していくんです。

  最近、ひな壇に芸人がたくさんいる番組が多いじゃないですか。みんなが出しゃばって、がーっていく感じありますけど、それでも関根さんはそういうことを全部頭に入れてるんですか?

そうですね。例えば、新人がしゃべってないなと思ったら、パスを回すようにします。彼らはネタだったらやれるけどフリートークになると、先輩が出ちゃえば遠慮して出られないじゃないですか。でも、視聴者からしたら、ちょっと話聴きたいでしょ? そういう時は「どうなのよ?」とか、ボクが振るようにしてるんですよ。

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