緊張の入団会見から1カ月半。ついにマウンドに上がった。

今シーズンから四国アイランドリーグ・愛媛マンダリンパイレーツに所属するお笑いコンビ360°モンキーズ・杉浦双亮(登録名・サブロク双亮)投手が、徳島インディゴソックスとのオープン戦でついに実践デビューを果たした。

40歳右腕は6対0で迎えた6回から3番手として登板。初球ストレートで空振りを奪うと、ツーシームで三振、次打者を初球サードフライに打ち取り、チームの10対2の勝利に貢献した。

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雨が降る悪天候のなかで行われた試合は、5回まで愛媛マンダリンパイレーツ投手陣がパーフェクトに抑える緊張感のある展開に。

「前のふたりのいい流れを断ち切らないように、と思ってマウンドに上がった」

と言うサブロク双亮は、ストレートの最速は114キロながらも、トライアウト以降に取り組んでいるツーシーム、カットボールを主体にしたテンポの良い投球を披露。ふたりのバッターを完璧に抑えこんだ。

「調子は良くなってきていたので抑えられて良かったです。まだまだ上がっていくと思う」

充実した様子を窺わせるが、道のりは平坦ではなかった。
2月22日の合同自主トレに合流して以降、体力づくり中心のメニューに40歳の体は悲鳴をあげ、若い選手が早々登板機会を得るなか、サブロク双亮の実践登板はなし。焦らないように先を見据え、目の前のトレーニングに集中した。
そんななかでようやく摑んだ初登板。最高の結果で存在感を示した。

「やっぱり野球は楽しいですね!」

夢へと突き進む男の強さが、年齢を超越した力を発揮させている。

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