海外でテロに遭う日本人は確実に増える

テロリズムは感染症に似ている。いったん流行すると、次々に伝播して模倣する者が続出する。その熱情はしばらくテロリストたちのモチベーションを扇動し、容易に収束することはない。伝染病の爆発的流行、すなわちパンデミックの現象に似ているのだ。

現在、猛威を振るっているイスラム・テロの宿主は、もちろんISにほかならない。今後、アジアを含む世界のイスラム圏、もしくはイスラム社会が存在する十字軍の国々(欧米諸国)であるならば、どこでも外国人を狙ったテロが発生するだろう、外国人がいそうな場所が必ず狙われるが、そうした場所には当然、日本人もいる。つまり、海外にいる日本人への脅威度は、確実に増している。

パリ、イスタンブール、カリフォルニア、ジャカルタ……大流行期に入ったテロリズムが世界を席巻する。次は日本か!?

著者の黒井文太郎氏

《目次》

プロローグ――イスラム国(IS)の3つの戦線

第1章 パリ同時多発テロの真実

第2章 〈戦線1〉世界各地でのテロ――「十字軍」との戦い

第3章 〈戦線2〉シリアとイラクの戦場

第4章 〈戦線3〉イスラム圏での勢力拡大

第5章 イスラム・テロの系譜

第6章 「イスラム国」台頭を生んだアサド暴政

第7章 日本人も海外で必ずテロに遭遇する

第8章 イスラム・テロとどう戦うべきか