アイスコーヒーがおいしい季節になりました。朝からシャキッと目を覚ますために、仕事中に気持ちをリフレッシュさせるために、深夜にもうひと踏ん張り頑張るために――など、さまざまなシーンでついコーヒーを買ってしまう人も多いのでは?
 しかし、そのコーヒーは本当に身体にいい作用をもたらしているのでしょうか?
 つい無意識にやってしまう食習慣から脱するためのヒントが詰まった書籍「やめたい食べグセ」を執筆した、今話題のボディワーカー森拓郎氏にお話を伺いました。

◆どんなコーヒーを飲んでいるか

 あなたが飲んでいるそのコーヒーは無糖ですか、微糖ですか、それともミルク入りでしょうか。
 自分で豆を買ってきてドリップして飲んでいるのなら別ですが、市販の缶入り、もしくはチルドカップのコーヒーには、たいてい糖質が入っています。成分表示を見てください。「炭水化物」と書かれていると思いますが、そのほとんどが砂糖です。微糖と表示されているもので2~3グラム、普通のものだと7~10グラムも入っている種類もあります。さらには脱脂粉乳やミルク、それに香料も入っています。
 そんなコーヒーを1日に何杯も、何本も飲んでいる人もいるのではないでしょうか。

 

 さて、コーヒーはすぐに身体に悪影響を及ぼすものではありません。それでも「やめられない」というのであれば糖質依存症に陥っている可能性があります。また、コーヒー自体の香りや味がどうしても恋しくなるというのなら、カフェイン依存かもしれません。カフェインは人によって軽い依存症を引き起こしますし、覚醒作用が強く、興奮状態を作ってしまうため、自律神経の働きを乱す可能性があるのです。

◆あなたがコーヒーを飲み続ける理由

 まず、缶コーヒー好きな人は、本当のコーヒーが好きではなく、糖質依存に陥っているのだと思います。
 気分転換や一息つくときにどうしても飲みたいというのであれば、まず、頻度を減らすことです。それから、無糖を試してみる。微糖は人工甘味料などが入っていることが多く、味覚の刺激が変わらないのであまり効果的ではありません。
 それだと苦くて飲めないというのであれば、あなたはコーヒーが飲みたかったのではなく、糖分が欲しかっただけ、つまり糖質依存なのです。

 本当にコーヒーが好きでこだわりを持っているのなら、豆からドリップしたものにしましょう。もちろん、砂糖やミルクは入れずに。
 今まで何気なく缶コーヒーを飲んでいたような人であれば、一杯分ずつバッグになったものでも十分に満足できるのではないでしょうか。ひと手間かかる分、飲む回数も減るはずです。やってみると、いかに単なる習性や惰性で飲んでいたのかがわかります。
 手間がかかるのが嫌だという人は、思い切って無糖のお茶飲料を試してみるのもいいでしょう。コーヒーが好きな人は、カフェインによる覚醒作用を求めていることが多いのですが、カフェインは緑茶や紅茶にも含まれています。

 コーヒー飲料に混ぜられているものを理解して、節度を持って飲むことから、ぜひ始めてみてくださいね。

                  <『やめたい食べグセ』より抜粋>