福岡は岡山の地名だった?!

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福岡のイメージは? と聞くと、だいたい上記の答えが返ってくることが多いかもしれません。

ご飯が美味しく、県人の人柄もおおらかで逞しい福岡。しかし、その魅力は人や食にとどまりません。そう、福岡は古代からアジアの玄関口であり、いまなお歴史の舞台となり続ける“歴史の宝庫”なのです。

4月8日に発売される『福岡 地名の謎と歴史を訪ねて』は、そうした福岡の歴史を古代から近代まで、丁寧に解き明かした1冊です。

 

交易の府として活躍した大宰府、戦国時代には戦場となった門司、黒田藩によって栄えた福岡・博多……福岡全域を網羅しながら、歴史と地名の謎を訪ね歩きます。

本書の発売を記念して、今週からその内容を紹介していきます!

初回は「福岡」という地名の由来について。

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「福岡」という地名は、江戸時代を通じて福岡藩主だった黒田家と関係する。慶長六年(一六〇一)、黒田長政が博多の西に城を築いたさい、城下町に黒田家先祖ゆかりの「備前国邑久郡福岡(現在の岡山県瀬戸内市)」にちなんで名付けたのだ。岡山県の一地名が輸入されて堂々と生き続け、ついには県名にまでなっているところに、何でも貪欲に飲み込み消化して成長する、この県特有の大らかで逞しい気質が表れているような気がする。

『福岡 地名の謎と歴史を訪ねて』より引用

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この歴史を知っていれば、なぜ福岡市のターミナル駅が「福岡」ではなく「博多」なのかを理解しやすくなります。こちらは次回ご紹介予定です!