もう「年上」の言うことを聞くのはやめよう。

従っていれば大丈夫だった時代は終わろうとしている。

 

 

 現代の若者は、「意味のわからない古い常識」を押し付けてくる年上の世代をブロックして生きている。
 親や教師なんて「別の世界の生き物」くらいにしか感じられず、年長者は「頼れる先輩」という役割を果たせないままに、「今の若いヤツはわからない、今の若いヤツはダメだ」と言い続けている。
 こうした「断絶」は世代間にとどまらない。たとえ同じ世代であっても、属しているコミュニティや趣味やカルチャーが異なれば、理解しようとさえせずにブロックしてしまう時代が訪れている。
 こんな時代が生まれてしまった背景と、こんな時代を生きていくための方法を探る。

 

<目次>
第1章 壁を知る
・2000年代 友達や恋人、身近な他者をブロックした時代
・2010年代 経済成長絶対主義をブロックした時代
・1960年代 アメリカと科学に依存し、戦争をブロックした時代
・1970年代 挫折をきっかけに社会問題をブロックした時代
・1980年代 最強の「ランド」に住んで、大人をブロックした時代
・1990年代 過酷な現実の前に、敗者をブロックした時代
第2章 壁を作る
第3章 壁の外に出る
第4章 壁を壊す