<守り人>シリーズ全12巻、偕成社/挿画:二本真希子、佐竹美保

人類学者で作家の上橋菜穂子さんの小説世界

綾瀬はるかさん主演のNHKドラマ『精霊の守り人』のシーズン1が先日、放映され話題を集めた。シーズン2が来年1月からスタートし、さらに第3弾も予定されている。


物語の原作は、小説家•上橋菜穂子さんの『精霊の守り人』に始まる<守り人シリーズ>全12巻。物語は、ドラマで綾瀬さん主演の腕の立つ女用心棒•バルサと、彼女が守る新ヨゴ皇国の皇子チャグムを中心に展開していく。人間界と精霊界を舞台に繰り広げられる壮大な歴史ファンタジーに、子供も大人も夢中にさせられた。 この話題作の展覧会「上橋菜穂子と<精霊の守り人>」展が、4月23日(土曜日)〜7月3日(日曜日)まで、東京•世田谷文学館で催される。
『精霊の守り人』『獣の奏者』『鹿の王』とベストセラーを次々と出し、児童文学のノーベル賞といわれる国際アンデルセン賞を受賞した上橋さんの創作プロセスを垣間見ることができる貴重な機会となりそうだ。

上橋さんがフィールドワークで使用したオーストラリアの地図

展覧会/「上橋菜穂子と<精霊の守り人>」展

<精霊と守り人シリーズ>の世界観を、シリーズ関連資料や上橋さんの語り下ろしインタビュー映像、単行本の挿画、テレビドラマや漫画化された作品などを通して紹介する。また、文化人類学者でもある上橋さんの「文化人類学研究ノート」なども展示され、構築された異世界をめぐる物語の普遍性の理由もうかがわれる。開期中には、物語における食事についての対談や、猟の仕方や暮らしぶりについての講演なども予定されている。

 
期間/4月23日(土曜日)〜7月3日(日曜日)
場所/世田谷文学館
   東京都世田谷区南烏山1-10-10
開館時間/10:00〜18:00
休み/月曜日
料金/一般800円、65歳以上•高校•大学生600円
問合せ先/☎03-5374-9111