映画『アイアムアヒーロー』やドラマ『99.9』など、超話題作への出演が目立つ片桐仁さん。今後共演したい俳優の方はいるのでしょうか。

 

どんなにすごい役者も同じ人間、だから単純な憧れはない

 「一番共演してみたい人」ですか。これもまた難しい質問ですねぇ(笑)。前回の<Q4.役者として目標(参考)にしている俳優はいますか?>っていう質問の答えと感覚としては同じなんですけど、「どんなにすごい人でも人間なんだな」ってことがわかったので、単純に「この人と一緒に仕事がしたい!」というよりも、「この俳優は、実はこういう人なんだ!」が知りたい。
 もちろん、「この女優さんは眩しすぎてまともに見られない!」とかたまにありますよ。2004年初めて舞台に出させてもらった『ガマ王子vsザリガニ魔人』で共演した長谷川京子さんは、やっぱり間近で見ると眩しかったですもんねぇ。でも、ちょっとお話とかすると「普通に可愛らしい子だな」って感覚になりましたから。
 4月に公開された『アイアムアヒーロー』で、主人公の鈴木英雄を演じた大泉洋さんの時もそうでしたね。大泉さんとは何回かお会いしたことがあるんですけど、あの人は本当にキラキラしていてスターなんですよ! 今回、この映画で共演させてもらったんですけど、大泉さんは役作りで髪の毛をサラサラにしていたから最初誰だかわからなくて、目の前を通り過ぎちゃったんです。で、「あれ? 今の大泉さんじゃない?」と戻って挨拶したんですけど……(笑)。いつもと違う雰囲気になると、人の印象って変わってくるんだなって感じましたね。
 結局のところ、どれだけ演技力があって、キャリアも積んでいて、知名度が高い人でも、個人の能力だけを見たときに、100倍の力の差はないわけですよ。僕もそうなんでしょうけど。いろんなジャンルで成功を収めた人でも、「今日は調子が悪そうだな」と思われる日ってあるじゃないですか。そういう視点で人を見られるようになったのは大きいかな?とは思います。でもスポーツ選手とかは100倍の差があるんじゃないかって思いますよ!

 

明日の第六回の質問は「Q6.主役を演じたいと思いますか?」です。