ゴールデンウィークまっただ中の5月5日は「こどもの日」でしたね。
鯉のぼりが風に揺れている風景や、スーパーや和菓子店などで柏餅が売られているのを見て、「ああ、今年もこの季節がやってきたんだな」と、しみじみ思いました。

そんな「こどもの日」、字のとおり主役は「こども」であり、こどもの人格を重んじ、こどもの幸福を願う日ですよね。
そこで日本のこども代表といえば、「サザエさん」家のワカメちゃん!
そのワカメちゃんのモデルとなった、長谷川たかこ氏がフランス在住30年になるとご存知でしたか? 現在、2人のお子さんを育てられている長谷川氏に、フランスのこどもたちの様子を伺いました。

 

まず、フランスでは「こどもは1歳頃から性に関心を持つ」と言われ、親も子もちょくちょく先走ってしまうんだとか。
そして大きくなると、日本の「思春期」にあたる「アドレッサン/adolescent」という言葉があり、通称「アド」と言われるそう。
このアド期に突入するのが13~14歳で、終了するのは当人たちの意識では19.9歳との結果が。2007年には18.8歳だったというので、最近はフランスでもこどもたちが反抗したり閉じこもったりする混沌の時期が少しずつ長くなっていると見受けられるそうです。

 

さて、2013年にフランスで行われた、アド期の子たち(15~18歳)800人を対象にしたアンケートによると、アドたちが既に体験しているのは

①最初の携帯電話
②最初のキス
③最初の親なしバカンス
④最初のタバコ(12~13歳が多いとか)
⑤初体験

ここに、アルコールも入るけど当然すぎて書かれていないのかもというから、驚きですね……!

そして、逆に彼らが待ちかねているのが

①運転免許
②成人(18歳)に達すること
③バカロレア(フランス教育相が発行する、中等教育レベル認証の国家資格)や職業適性資格を取る
④最初の選挙権
⑤最初の仕事

とか。あまりにも現実を見据えた、しっかりした答えですね。

 

このほかにも、ワカメちゃんの目を通してみると、フランスと日本の子どもたちが成長するプロセスにはいろんな文化の違いがあり、親もひやひやすることが多々あるようです。
日本だけでなく各国の実情を知ると、「こども」のことを多方面から考えるいい機会になりますね。