芸人、俳優として活躍中の片桐仁さんですが、ガンプラ(ガンダムのプラモデル)や粘土作品など、趣味に関係する仕事も多いそう。そんな片桐さんに、好きなことを仕事にするためにどうしているかをお聞きしました。

 

趣味に関する仕事は、「続けよう」より「楽しもう」

 ガンプラとか粘土とか、趣味だったものが仕事として成り立つなんて若い頃は思ってもいなかったですから、非常にありがたいですし恵まれていますよねぇ。
 仕事を続けていくことは大事なんですけど、自分ではあんまり無理にそう思い込まないようにはしているんです。「続ける」よりも「このお仕事は楽しいからやっているんだ」と思っているから続いている部分はあるんじゃないですかね?

 よく、「趣味を仕事にしたらダメだ」みたいに言う人がいるじゃないですか。その気持ちはよくわかります(笑)。『FRIDAY』で17年も粘土作品の連載させてもらっていますけど、ぶっちゃけストレスありますもん! 締め切りのストレスが……(苦笑)。
 ただ、締め切りが迫らないと作業に取り掛かれない。前に8か月間、連載がなかった時期があるんです。当初は「その期間で大作を完成させよう!」と気合を入れていたけど、結局、1個も作らなかったですから(苦笑)。1週間くらい休みがあって「今週はいい作品が作れそうだ」と思っていても、3日間何にもやらずに「やばい! そろそろやらないと」って焦ることもしょっちゅうだし。そうかと思えば、忙しい日が続いている時に「ちょっと時間が空いたから作ろう」と作業すると、めちゃくちゃ調子がよくていい作品が作れたり……そんなもんだよなぁ。締め切りのおかげです。「俺のクリエイティブの熱量たるやその程度なんだ」ってつくづく思います(笑)。

 今でこそ「楽しんでやれています」と言えますけど、結果的に連載を続けさせてもらえているからそう思えるんですよね。だって、FRIDAYで連載をさせてもらっている縁で粘土作品の本を出させてもらってもあんまり売れていないですから……。講談社さんに貢献できていないんですよ。
 そういう申し訳なさもあるんですけど、せめて楽しんで作品を作っていこうと。その結果、いつか講談社さんに恩返しができたらいいなって思います。だからまた、本を出させてくださいね!

 

明日の第十五回の質問は「Q15.片桐さんの今の趣味を教えてください」です。