お笑い芸人として活躍する一方で、俳優業でも注目を浴びている片桐仁さん。多忙な中でも趣味を続けるための秘訣はあるのでしょうか。

 

ガンプラに粘土、続けていたからこそ仕事にもなった

 それはですね、やっぱり楽しんで続けることなんじゃないですか? 好きだから続けているところもあるんですけどね。

写真/花井智子

 ガンプラで言うと、最初は超合金のおもちゃが欲しかったんですよ。小学校に入る前の話なんですけど、自分が欲しい超合金があって。でも、母親に「小学生になったら、みんなプラモデルを作っているんだよ」って言われて……今になったら嘘だってバレバレなんですけどね(笑)。当時でも超合金は5000円、6000円するくらい高かったので、親も子供の教育のために買うのをためらったんじゃないですか。
 そんな時期にガンプラブームが到来したんですよ。でも結局、ガンプラブームのちょっと後に、ファミコンが登場して社会現象を巻き起こしたんで、友達とかはみんなそっちに夢中になっちゃたんですけど……。
 それでも好きだからガンプラを作り続けてきたわけですけど、ガンプラと粘土が自分のなかでリンクしたのが大学生の時だったんです。オヤジから「教員免許を取れ」って言われて資格を取るための授業を選択したんですけど、そこで粘土と彫刻を作る「造形演習」って科目があって。それがすごく楽しかったんですよ! で、その面白さについて考えてみたらガンプラと繋がったんですよ!! 僕の源流がそこにあったんですね。「俺はやっぱり立体作品が向いているんだなぁ」と感じましたねぇ。

 ガンプラとか粘土のお仕事をもらえるようになってよかったですよ。だって、好きなことを仕事にできるってなかなかできるもんじゃないと思いますから。ま、今でも趣味の感覚は強いですけど。

 

明日の第十七回の質問は「Q17.粘土アートを作成するようになったきっかけを教えてください」です。