芸能界屈指のガンダム好きとして知られている、俳優の片桐仁さん。作品に対する思い入れを聞きました。

 

ガンダムは初代からほぼ全作観てます

 今でもガンダムシリーズの新作が始まる時のワクワクはすごいですよ!
 作品によって好みはありますけど、全話必ず見ますからね。この数年も『機動戦士ガンダムAGE』に『プラモ狂四郎』みたいなテイストの『ガンダムビルドファイターズ』、『ガンダム Gのレコンギスタ』。で、去年から始まって今年の秋から第2クールがスタートする『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』も、今から楽しみですね。

写真/花井智子

 最近だとやっぱり、サンダーボルトですよ! 『機動戦士ガンダム サンダーボルト』。この作品は面白い!!
 ハードな宇宙マンガ『MOONLIGHT MILE』を描いた太田垣康男さんがビッグコミックスペリオールで連載しているんですけど、キャラクターの個性が際立っちゃっているんです。地球連邦軍とジオン軍のモビルスーツのパイロットが主人公なんですけど、まず、連邦軍のイオ・フレミングっていうガンダムのパイロットはコクピット内で好きなジャズを流して、持ち込んだドラムスティックで周りを叩いちゃうような男で(笑)。ジオン軍の主人公、ダリル・ローレンツなんて義足ですからね! 最終的にふたりは戦うことになるんですけど、まあ、そこに至るまでのそれぞれの背景なんかは観てのお楽しみ、ということで。“超大人向け”の作品なんで、僕らの世代も楽しめるんです。漫画は連載していますけど、配信のみなのも新しいですね。

 初代の『機動戦士ガンダム』からほぼ全作見させてもらっていますけど、やっぱり学生時代に見た作品は思い入れが強いですよね。
 小6の時に始まった『機動戦士Zガンダム』の衝撃の最終回に始まり、OVAシリーズもよかったなぁ。高校1年の時に発売された『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』は多感な時期だったんで、涙なしには見られなかったですよ。主人公が小学生で、家の近所にモビルスーツを不時着させたジオンのパイロットと仲良くなるんだけど、最後に一騎打ちするガンダムのパイロットが主人公の家の近所に住んでいるお姉さんで。で、戦う前にふたりは恋仲になりつつあった……とか、「『北の国から』みたいなガンダムをやっちゃうんだ!」って、妙な親近感がありましたねぇ。
 他にも、『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』もよかったし、『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』も面白かったなぁ。当時のガンダムのOVAは傑作ぞろいでしたよ、本当にね。

 

明日の第二十回の質問は「Q20.今まで作ってきたガンプラで、『ベスト3』を決めるとすれば?」です。