ガンプラや粘土などの創作活動でも注目を浴びている、片桐仁さん。作品づくりで苦労する点を聞いてみました。

 

ガンプラ作りでアパートの大家さんに怒られたことも

 時間がかかるところ(笑)。あと、やっぱりこだわって作るんで、いろんな道具が必要になることですかね。

写真/花井智子

 ガンプラを作り始めた頃から話すと、まずお金が足りなかった。1か月のお小遣いが300円だったんですけど、ガンプラを買っちゃうと塗装するための筆とか塗料は翌月にならないと買えなくて。ガンプラ作りには塗料の色を薄めるシンナーも必要なんですが、買うお金がないのでオヤジの「ベンジン」っていう染み抜き剤を使ったけど全然意味なくて。で、使ったことがバレて怒られるという……(笑)。

 大学を卒業してお笑い芸人としての活動を始めてからは、お金がなくて警備員のバイトで生計を立てていたんですけど、それでも8万円のコンプレッサーを買いましたからね。この金額はかなりの冒険ですよ! で、当時は壁が薄い四畳半の部屋に住んでいたので、コンプレッサーのドゥルルル! って音を出しながらガンプラを作っていると、大家さんから「何やってんの!」と怒られるという(笑)。
 そして、ガンプラを塗装するから塗料の匂いで部屋の空気が悪くなる。友達が僕の部屋に遊びに来て、冷蔵庫に入っていたマミーを飲んだ時なんか「シンナー臭い!」って言われましたから。塗料にトルエンは入っていないんですけど、自分で飲んでみても「うわ!」ってなりましたね。その匂いも大家さんに怪しまれましたから。「なんなんですかねぇ? あの匂い」って、ごまかしていましたけど(笑)。

 あと、最近では道具を買いそろえる場所が少なくなっていることも、ちょっと大変なところかもしれませんね。
 昔は吉祥寺のユザワヤにはかなり通っていて。今はかなり規模が小さくなってしまって残念なんですよ。生地系だと、あとはオカダヤでもよく買い物をするんですけど、やっぱりまとめて道具を揃えたいんで、東急ハンズに行くことが一番多くなりました。

 

明日の第二十二回の質問は「Q22.●●●?」です。