「世界一即戦力な男・菊池良から新卒採用担当のキミへ」というWEBサイトを作り、関心を持った企業からの内定をゲット。現在は大手IT企業に転職し、ライター兼Web編集者として働く菊池から「WEBライターとしてキャリアを積みたいキミへ」届けるメッセージ。

 あなたが文章を読んだり、書いたりすることが好きなら、「ライター」という職業に興味があるかもしれない。

 

 ここで言うライターというのは、クライアントに文章を納品することでお金をもらう人のことだ。昨今は雑誌の副業特集でブロガーやWebライターが取り上げられるので、気になっている人も少なくないと思う。
 実のところ、Webに限れば、ライターは簡単になれる。Webメディア(*)にアクセスすれば、ライター募集のページを設けているところもあるし、クラウドソーシングのサイトでもたくさん募集がある。

 ただ、これはあまりオススメできない。この方法だとライターになることはできても継続することは難しいだろう。稼げない、時間が足りない、書きたいことが書けなくてストレスが溜まるetc、理由は様々ある。
 だけど、一番大きいのは「あなたの実力が足りない」ことだと思う。
 ライターになれたとしても、実力がなければ仕事はもらえない。ライターの仕事は基本個人請負なので、イマイチな原稿を送ってくる人は次の仕事が回されなくなってしまう。

(*)ここで言うWebメディアとは、この記事が載っている「BEST TIMES」のように日々様々な記事が掲載されているサイトのこと。こういったサイトは企業が編集者を使って運営している。編集者は記事を集め、時おり自分でも書き、毎日のように配信をしている。

■ブログで稼がず、書き続ける

 そこで、僕はブログの開設をオススメする。といっても、ブログ自体で稼ぐわけではない。ブログに広告を貼ってお金にすることもできるが、よほど才能と忍耐がある人じゃないとアルバイトの時給を上回らないだろう。稼いでいる人もいるにはいるが、かなりの茨道だと考えていい。
 そうではなくて、ブログを記事執筆の練習の場と、ポートフォリオを兼ねるというやり方が堅い。
 あなたが面白いと思う書き方で、読者に楽しんでもらうにはどうしたらいいかを考えながら書く。反響がなくたって気にしない。その方向性がダメだってことがわかるだけだ。
 ずっと続けていれば、いつかは多くの読者に刺さる記事が出てくる。というより、出るまで書く。いくつかヒット記事が書けたら、そのうちこんなメールが届くだろう。

「うちのメディアで書きませんか?」

 今、ライターは圧倒的なプレイヤー不足だ。Webで読まれる記事、TwitterやFacebookでシェアされる記事が書ける人は本当に少ない。
 Web編集者と話すと「ライターがいない」は口癖のように言っているし、実際いないのだ。
 そんななか、書ける新人が現れたらメディアは一斉に飛びつく。事実、ヒット記事を書いた人に原稿依頼をしようと声をかけると、すでに主要なWebメディアが接触したあとだったりする。Webにおいてライターは圧倒的な売り手市場なのだ。

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