628年のこと。隅田川で二人の漁師が網を投げるが、魚はかからず同じ人形の像ばかりが網に入り、捨ててはまた入る。不思議に思い、文化人の土師真中(はじのまつち)に見せるとこれぞ聖観音菩薩の尊像と説いた。土師真中知は間もなく剃髪して僧となり、自宅を改めて寺として観音像を奉安したのが浅草寺の起源という。土師真中知が没し、その後その子孫が観音様の夢のお告げを受け、漁師2人と土師真中知を三社の神様としてまつったのが浅草神社の起源という。


三社祭は三社の神様の御魂を44町の町内神輿約100基に分霊し、三社の神様の本社神輿三基と町内神輿が渡御する。

5月13日の大行列から祭りが始まった。

先頭は木遣り。アーケードの商店街では木遣り唄が反響する。
続いてびんざさら舞の行列。
続く白鷺の舞は浅草寺境内で美しく舞った。

 

浅草神社社殿での神事。獅子舞。
社殿では御魂入が行われ、44町内は御幣と紙に包まれた御魂を持ち帰る。
浅草神社神楽殿でのびんざさら舞。
町内に持ち帰った御魂を神輿の中に入れる。

 

 


子供神輿にも御魂を入れ、拝礼。これで祭りの準備が整った。いよいよ明日14日は町内神輿連合渡御。44町内の神輿、約100基が浅草神社へ向かう。


 

14日朝、雷門西部町内神輿出発。



浅草寺に拝礼して、浅草神社でお祓いを受け、町内を巡る。

浅草寺
浅草神社
子供神輿に大人神輿が続く。
お囃子の屋台が賑やかだ
夜、雷門南部の4町が集まり浅草寺へ。


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ライトアップされた浅草寺に神輿が映える。


15日朝6時から浅草神社にて本社神輿三基の宮出が行われた。

神社を出た一之宮、二之宮、三之宮の神輿は3地区に分かれ、それぞれの町内をバトンリレーのように渡って行く。
田原町から雷門西部への神輿の引き渡し。神輿を受ける方は少しでも早く神輿に飛びつきたく、緊張する場面。
担ぎ終わった田原町
神輿に飛びつこうとする雷門西部
雷門西部、一之宮本社神輿町内渡御。
 

40分間町内を無事に渡御し、本社神輿は次の町会へ。雷門西部の三社祭はこれで終わった。

撮り方ワンポイント 逆光は光と影のコントラストを作るチャンス
逆光で普通に撮ると被写体が真っ黒につぶれる。ここは思い切って露出オーバーに補正をかけると被写体が輝き、その影がくっきり撮れる。
左はノーマル撮影。右は+1EVでのマニュアル撮影。
ノーマル撮影
+1EVでのマニュアル撮影



東京都台東区浅草、三社祭 2016年5月13日~15日 撮影/芳賀日向