いまのオッサンたちはなぜそんなに寂しい?

SNS炎上リスクがあってもやめられない性

「SNSをやめたい」と思っている人が激増中!?  「Facebook「おじさん」が穴埋め? 10代が45%から27%に減少」。

 

 一方30代男性は、昨年30%から今年46%。40代男性は昨年41%から今年47%になったという調査結果が出た(ソフトウェア開発会社「ジャストシステム」実施の「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査」2016.4月調査)。 

 また特にFacebookをはじめとしたSNS投稿をする人も見る人も、最近「すごく疲れる」「ストレスがたまる」「イライラする」「悲しくなる」などといったネガティブ感情を誘発するといった悩みを訴える人も増えているようだ。

 そんなSNSの使用で悩むユーザーに対して、ネットニュース編集者の中川淳一郎氏は『好きなように生きる下準備』(KKベストセラーズ刊)の中で以下のように忠告する。

「私は正直、SNSはあんまり意味がないと思っています。これは、何年も前から私はしきりと言ってきたことなのですが、宣伝する題材がない一般人はSNSをやっても意味がない。

 なぜかというと、完全に今の時代、SNSにある情報は、粗探しのための重要な証拠になってしまっているからです。

 たとえば2016年2月、大阪・梅田で51歳の男性が運転中に気を失い、そのまま車が暴走し、彼を含む2人が亡くなり、9名が重軽傷を負いました。すると、この男性がいかに大食いだったかや、いかに太っていたか、10㎞のマラソンを走っていたことなどがFacebookから明らかになり、「食い過ぎだ」「自殺行為だ」といった意見がネットに多数書かれるわけです。

 他にも、東京・中野で25歳の劇団員の女性が殺害された事件では、被害者女性が稽古中、スエットパンツにTシャツで「ワクワクが止まらねぇ!」と叫ぶ動画がテレビでも多数再生されるなどしています。

 他にも犯罪者や被害者が登場すると今やマスメディアはその方のSNSやネット上における書き込みを探すようになりました。「忘れられる権利」ってものはあると思うのですが、もはやネットはそれを許してくれません。

 でも、よく考えていただきたいのが、ネット上で何らかの情報発信をすることの意味なんです。ブログでアフィリエイト収入を得たいかもしれません。あとは同じ種類の趣味を持つ人と交流できるようになるかもしれません。

 しかし、ネットでのお小遣い稼ぎって本気でやらなくてはガッポリは稼げませんし、そもそもそんなに人間関係、欲しいですか?」

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