織田鉄砲隊に武田騎馬隊が蹴散らされた長篠の戦い。勇猛果敢に織田軍に突撃して、華々しく散った真田信綱と昌輝。多くの戦死者を出したこの古戦場には有名武将の墓碑や陣跡などが多く残ります。激戦を肌で感じることができることでしょう。

 

真田信綱・昌輝の碑  
激戦の末に戦死した真田兄弟の墓碑。「真田源太左衛門尉信綱之碑」「真田兵部丞昌輝之碑」と刻まれ、共に戦った家臣らの墓を従えてたたずむ。農地の一角に立っており、場所がわかりにくいので要注意。

 

復元された馬防柵
激戦地に復元された馬防柵。信長と家康はあらかじめ土塁と柵による陣を築いており、鉄砲を巧みに用いた作戦で戦国最強と謳われた武田軍を壊滅させた。
山県昌景の碑
武田四天王に数えられ、赤い甲冑に身を包んだ赤備えの部隊を率いたとされる猛将。設楽原で数時間にわたり激闘を繰り広げたのち戦死した。 
長篠城跡
寒狭川と大野川の合流地点の断崖絶壁を利用して築かれた城。武田と徳川の国境近くに位置したことから争いが絶えなかった。JR飯田線・長篠城駅から徒歩約8分。城内に長篠城址史跡保存館が建つ。

馬防柵や長篠城をはじめとする史跡はかなり広範囲に点在しているため、徒歩ですべてめぐるのは困難。車のほうがベターだ。まずは、JR飯田線の三河東郷駅から徒歩約20分程度の新城市設楽原歴史資料館を目指し、パンフレットや案内図などで情報を集めるとよいだろう。現地の史跡案内は必ずしも親切とはいえないので、充分な情報収集をしてからめぐろう。