上田城のみならず、上田市には真田関連のみどろこがたくさん。街のあちこちには、六文銭があしらわれた建築物やマンホール、看板が配されている。歩きながら「隠れ六文銭」を探すのも楽しい。主要な史跡は上田駅から徒歩でも十分行けるが、上田駅でレンタサイクルを借りると便利だ。

 真田幸村公騎馬像―信繁初陣の勇姿に見惚れる

上田駅を下りてお城口のロータリーに出ると、刀を振り上げ、今にも敵へ飛びかからんばかりの雄々しい信繁の騎馬像が観光客を出迎える。上田城築城400 年を記念して成沢定平氏より寄贈されたというこの銅像は、信繁の初陣をイメージしているという。周囲には真田一族に関する案内板のほか、涼しげな水車が広場に潤いを与えており、上田市のシンボルかつ記念撮影スポットとなっている。

 

信繁の初陣をモチーフにした銅像

 

住所:長野県上田市天神1
アクセス:JR上田駅より徒歩すぐ

 

藩主居館跡―信之が座した上田の居館

 関ヶ原の戦いののち、西軍方についた昌幸と信繁は九度山へ配流となり、上田城は廃城とされた。そのため東軍方だった信之は上田に戻ると、この地に居を構えたという。現在はその跡地に上田高校が建てられており、東の表門はそのまま正門として使われている。周囲をぐるりと囲む土塁と水堀は真田家がいた当時のものとされ、趣あるたたずまいを醸し出す。

 

見学は高校生のジャマにならないように注意

 

住所:長野県上田市大手1-4-32
アクセス:JR 上田駅より徒歩約15分 
 

 

池波正太郎真田太平記館―『真田太平記』の世界へ誘う

 

 歴史小説を数多く手がけた昭和の大文豪・池波正太郎は、真田をテーマにした作品を数多く残している。なかでも『真田太平記』は氏の代表作として今なお愛され、読みつがれている大作だ。氏は真田の活躍と奮闘ぶりを作品に反映させるべく、足繁く上田の地を訪れたという。当館は『真田太平記』の紹介のほか、本作の原稿や取材ノート、書簡などが、氏の遺愛の品々とともに展示されている。

 

住所:長野県上田市中央3-7-3
アクセス:JR上田駅より徒歩約10分
開閉時間:10時~18時(入館17時30分まで)
休日:毎週水曜