五木寛之氏の最新刊『玄冬の門』から、「元気に老いる」ために五木氏が説く7つのすすめを、今日から3回シリーズでご紹介します。
 

 かつて『林住期』(幻冬舎)を書き、社会人としての務めを終えた人々に「これからは自分の好きなことをしましょう。この時期こそが人生の収穫期なのですから」と呼びかけた五木寛之氏が、今度は、そのさらに上のステージに達した高齢者に向けて書いたのが、このたびKKベストセラーズから出版された『玄冬の門』です。

著者の五木寛之氏(撮影・戸澤裕司)


 ちなみに、本書のタイトルになっている「玄冬」は、中国で、人間の一生を4つ(青春、朱夏、白秋、玄冬)に分けたときの4番目の時期である「玄冬」を指します。
 インドでは「学生(がくしょう)期」「家住期」「林住期」「遊行(ゆぎょう)期」という分け方をするので、このインンドでの分け方に従えば「遊行期」にあたる時期です。
 本書で、五木氏は、元気に老いるための7つのすすめを提唱しています。それは、

 1.同居自立のすすめ
 2.非相続のすすめ
 3.再学問のすすめ
 4.妄想のすすめ
 5.趣味としての養生のすすめ
 6.楽しみとしての宗教のすすめ
 7.単独死のすすめ

の7つです。

 初回の今日は、1「同居自立のすすめ」と2「非相続のすすめ」の2つのすすめについて、本書から抜粋してご紹介します。