本場フランスやイタリアなどの欧州以外のワイン、新世界ワイン。

 代表格であるチリワインや、アメリカワインは、比較的安価で手軽に飲めるワインも多いことから、身近に感じる人もいるはず。そんな新世界ワインの中で、今注目を集めるのはオーストラリアワインだ。2015年に日豪EPAが発効してから、ボトルワインの関税が引き下げになり、存在感を高めている。

 1770年、イギリスのクックが到達して以来本格的に欧州からの入植が始まったオーストラリア。その際に、ワイン造りも同時に始まった。現在オーストラリアにて栽培されているぶどうは全てヨーロッパからの移植によるものだという。
 オーストラリアでも栽培が盛んなのは、ローヌ地方の高級赤ワインにもよく使われる「シラー種」。甘みや渋み、酸味がしっかりと出た男性的な味わいが特徴で、オーストラリアでは特に「シラーズ」と呼ばれる。カベルネ・ソーヴィニヨン混醸した「シラーズ・カベルネ」も有名だ。

 

 そんなシラーズ・カベルネのワインの中でも最高峰の限定ワインが、サッポロビールから今回樽ごと販売された。「グランジ」で有名な、オーストラリアのトップブランド「ペンフォールズ」の「マギル・セラー3 2015」だ。
 その値段はなんと1樽限定2000万円(税抜)! 樽の容量は260Lなので、750ml瓶に換算すると336本。単純計算で59,523円/本のワインだ。厳選に厳選を重ねたぶどうの種類と、特注のフランスオーク材の樽を使い、さらに購入者は、ファーストクラスでオーストラリアに行き、非公開の醸造樽から直接ワインをテイスティングできるという、夢のような特典付き。

 気になるのはそのお味だが…残念ながら、まだ醸造中とのこと。購入者だけが、その味わいが楽しめるということなので、興味を持たれた方は……検討してみてはいかがでしょうか!?