漫画だからこそ見えてくる歴史がある

 

 少女漫画の金字塔『ベルサイユのばら』。男装の麗人オスカルやフランス王妃マリー・アントワネットなど、フランス革命期という激動の時代を生きた人々の一生を壮大なスケールで描いた同作は、通称「ベルばら」として長らく多くのファンに愛されてきました。宝塚歌劇団の舞台や、アニメ作品で知ったという方も多いのではないでしょうか。
 ベルばらは、もちろん歴史の教科書などではなく、史実をもとにしたフィクション作品です。しかし、その時代を生きた人の実像がありありと描いている同作は、人間の情緒や、当時のフランス社会の多面性など、教科書を一見しただけでは読み取れない歴史の重要な一面を、私たちに見せてくれます。

 2016年7月8日(金)発売開始の『『ベルサイユのばら』で読み解くフランス革命』では、そんなベルばらを通してこそ見ることのできるフランス革命史を、漫画の作者である池田理代子先生の語りをもとに、丁寧にひも解いていきます。オスカルの命題である「自由・平等・友愛とは何か」について、現代の私たちが今一度考えさせられる一冊にもなっています。

◆ベルばらの物語に沿ってフランス革命の通史を完全網羅!
◆図版として『ベルサイユのばら』の漫画ページを多用!
◆漫画を読んでいなくてもストーリーとキャラクターがわかる!
◆「民主主義」や「人権」などのキーワードから今の社会を見直すきかっけに

 

<目次>
はじめに
革命期のパリ
ベルサイユのばら相関図
第一章 革命前夜のフランス
男装の麗人オスカル/「絶対王政」の国/人間・ルイ16世の実像/貴族社会の実態/オスカルがショックを受けた平民の暮らし/王妃マリー・アントワネットの苦悩/フェルゼン伯爵とアントワネットの関係/アントワネットが市民の反感を買ったきっかけ/首飾り事件/アントワネット時代のフランスの赤字/アメリカ独立戦争がフランスに与えた影響
第二章 フランス革命勃発
革命前にあらわれた自由思想/第三身分の政治家ネッケルの不当人事/高等法院と王室の関係性/借金をめぐる御前会議の開催/全国三部会の開催/憲法制定国民議会の誕生/バスティーユ牢獄襲撃/特権の廃止と人権宣言/ヴェルサイユ行進
第三章 王政の廃止、新しい時代へ
ヴァレンヌ逃亡事件/フランス革命を受けた海外の動き/革命が生んだ国旗と国歌/フランス国憲法の誕生/フイヤン派、ジャコバン派とは/国民公会の成立/ルイ16世の最期/アントワネットの処刑と最後の手紙/テルミドール事件/総裁政府の成立/ナポレオンとはいかなる人物か/革命以降のフランス
フランス革命略年表

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