昨年、初開催にもかかわらず6万人もの来場者数を記録した人気イベント「和のあかり×百段階段展」が、今年も7月1日(金)~8月28日(日)に開催。6月30日(木)に先行内覧会が行われた。
通常の2倍サイズという巨大ねぶたは、ベテランねぶた師の内山龍星氏と、その弟子立田龍宝氏による作品。師弟で1つの作品を作るのは珍しいことだという。なお、昨年の「和のあかり×百段階段展」で展示した作品を、赤坂にある青森のアンテナショップ「Ao Mo Link」にて展示中。


 「百段階段」は東京都目黒区の目黒雅叙園にある、東京都指定有形文化財。100段ある階段の南側には7つの部屋があり、それぞれの部屋を昭和初期の代表的な日本画家たちの作品が色彩豊かに彩っている。

 今回の「和のあかり×百段階段展」では、「百段階段」にある色彩豊かな7つの部屋に様々な“和のあかり”が展示される。


 展示のジャンルは、大きく分けて「祭り」「アート」「職人」「伝統芸能」の4種類。

伝統芸能の「石見神楽」を展示している清方の間。

 漁樵(ぎょしょう)の間に展示された、圧巻の巨大ねぶた(通常の2倍サイズ)をはじめ、「五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)」「仙台七夕まつり」「秋田竿灯まつり」「柳井金魚ちょうちん祭り」など、日本各地の祭りが集結している。

 

内覧会では伊達武将隊がパフォーマンスを披露。伊達政宗、片倉小十郎景綱、真田幸村、支倉常長、松尾芭蕉らが登場した。「甲冑の重さは約20kgある」という。

 静水(せいすい)の間には、「歌舞伎衣装・連獅子」や現代風にデザインされた着物、「黒漆五枚胴具足 伊達政宗所用(複製)」、全日本刀匠会による「平成の十本刀」を展示。刀剣については「刀はあかりで鑑賞するもの。是非、刀剣と同じ目線で鑑賞してみてください」とのことだった。

 水墨アーティスト・西元祐貴氏による“龍”をテーマにした作品や、妖怪絵師/日本画家の満尾洋之氏による「百鬼夜行」の世界など、部屋ごとに雰囲気の異なるアーティストたちの作品も、本展覧会の見所だ。


 

静水の間に展示された、全日本刀匠会による「平成の十本刀」。

 通常は撮影できない有形文化財「百段階段」をどの時間帯でも撮影できる、という貴重な機会でもある。ぜひ文化財と和のあかりの美しいコラボレーションを体感してみては。

 

■アートイルミネーション「和のあかり×百段階段展」~日本の色彩、日本の彩り~
開催期間/2016年7月1日(金)~8月28日(日)
開催時間/日曜日~木曜日 10:00~18:00(最終入館17:30)
     金曜日・土曜日 10:00~19:00(最終入館18:30)
     夜の文化財ガイドツアー 18:15(受付)18:30~19:30(見学)その後食事
会場/目黒雅叙園 東京都指定有形文化財「百段階段」
お問い合わせ/03-5434-3140(10:00~18:00)
http://www.megurogajoen.co.jp/event/wanoakari/