日本刀の<刀身と拵(刀装)>名称を覚えよう

 美術的、史料的にも価値が高い日本刀。
 多くは大切に保存されており、特に名刀と呼ばれるものは鑑賞できる機会が限られているが、定期的に公開している美術館も少なくない。
 日本刀に興味を持ち始めた人が、最初につまづくのが部分の名称だろう。鎬、棟、茎など、一般的に聞き覚えのない独特の専門用語が使われており、また、漢字もなかなか読みづらいもの。
 折角の解説が、なかなか頭に入って来ないという人は、刀身と拵(刀装)の各部分の名称を覚えることから始めよう。知っておきたい基本的な名称を、イラストで紹介する。
 日本刀の魅力を探る手がかりとして参考にしてほしい。

拵(刀装)
刀身

 

監修/稲田和彦(いなだ•かずひこ)
京都国立博物館名誉会員。日本の武器や武具史を主に研究。全国各地で日本刀の歴史や魅力を伝える講演活動も行っている。著書は『近世初期の武器・武具』(小学館)『日本の甲冑』(京都国立博物館)『図説・日本刀大全』(学習研究社)など多数。