こんにちは、恋愛アナリストのヨダエリです。気付けば2016年も残すところあと半分。子供の頃は半年ってあんなに長かったのに、大人になるとこんなに短く感じるのはなぜ?と考えるたびに、「辛い時間って長く感じるよなぁ」「子供の頃の方が大変だったんだなぁ」という結論に至ります。自分で自分の人生を決められないのはシンドイです。
 そう考えれば、大人になってからの悩みは子供の頃の悩みと比べたらどうってことない、とも思います。何に頑張るかを自分で決められるのは幸せです。大人バンザイ!
 というわけで、恋愛に頑張りたい大人な皆さんのためにワタシも頑張ります。今月は初デートの会話に関する話です!

◆“好みのタイプ”に隠れたホンネ

いい印象をもってもらいたい初デート。成功させるにはどんな会話をすべきだろうか?

「自分の世界を持っている人が好き」

 ……どんな男性が好み?ときかれた女性がよくこんな風に言いますよね。情熱を傾けられるものがある男性は魅力的。打ち込めるものがある人は素敵。実際、そう思っている女性はとても多いです。

が!

 この言葉の解釈には注意せねばなりません。なぜなら、上の台詞は厳密に言うと下記のような意味だからです。
「周りに合わせられる引き出しや社会性を持ちつつ、自分の世界も持っている人が好き」
 ……そりゃそうだろ!!と多くの男性からツッコミが入りそうですが、でもこれが女性の本音だと思います。女性はこの本音を隠しているわけではありません。無意識にそう思っているため言語化できていないのです。
 そして、この条件を完璧に実践できている男性じゃなきゃ女性は好きにならないかというと、そういうわけでもありません。普通に気遣いができて、普通に常識があれば全く問題ありません。多くの人はその条件に当てはまっていると思います。
 問題は、そういう男性が、なぜか初デートでそういった社会性よりも個人的な趣味の方を初デートでプレゼンしがちであるということ。これ、大きな間違いです!!
 女性がよく口にする“自分の世界”や“打ち込めるもの”は、あくまで男性が自分との調和を尊重してくれた上でのプラスα。女性がまず欲しているのは、目の前にいる相手が楽しんでいるかを考えながら話す心遣いです。
 それを全く感じさせず、いきなり自分の世界をガンガンプレゼンし始める男性は、女性にとって「相手の気持ちを推し量ることができず、気遣いに欠ける人」になってしまうのです。(自分の世界がある人が好き、と口では言っておきながら!)
 たとえば、初デートで自分の好きなアーティストについて延々と語る(相手はそのアーティストを知らない)。初デートで自分のお気に入りの曲をセレクトしたCD-Rをプレゼントする(相手はその曲を知らない。というかそもそも頼んでいない)。初デートで自分の趣味であるクラシックカーの店に入る(しかも長居)。

……これ、全部ご法度です!!(そして全て実話!笑)

 カップルになった後ならいいんです。全然いいんです。でも、お互いを知り合おうという段階で、それも初デートですべきことではありません。
 初デートでは、昨日のサッカー日本代表戦の話や、コンビニスイーツの話でいいんです!(要は誰もが入って行きやすい話題がいいということ)

 たとえイケメンでも、おしゃれでも、自分の趣味の話しかできない男性とデートをすると、女性は「二度目はないかな……」と思います。この人は相手が楽しんでいるかどうかが分からない、気を遣えない人だと感じるからです。
もちろん、その趣味が二人共通のもので、事前にSNSなどで盛り上がった経緯などがあるなら話は別です。ただ、たとえそうであっても、本当に趣味の話しかしなかった場合、「この人は自分の好きなことでしか会話を弾ませられない人なのかも……」と思われてしまう恐れがあります。

◆好きなことを熱く語るより、広く浅く世間話を
 男性は、女性の知らない知識を披露した方が自分を尊敬してもらえる→好きになってもらえる、と思いがちですが、女性からしたら、初デートでは知らない音楽のウンチクを語られるより、ローストビーフ丼の話で一緒に盛り上がれる方が楽しいのです。他愛もない話は予備知識がなくても興味を共有でき、一緒に話を膨らませられるからです。
 初デートでの「楽しく話せたなー」という記憶は、「私あの人と相性いいのかも…?」という気持ちに繋がります。また、世間話ができる人→臨機応変にいろんな人に合わせられる人→包容力と社会性がある人、と女性は無意識の部分で認識します。
 結果、「この人いいかも」「また会うのもアリかも」という気持ちに繋がります。だから、出会いの初期段階においては話題は広く浅く間口を広げておいた方がいいのです。
 それができる男性になることは決して難しいことではありません。
 とりあえず、毎日『Yahoo!ニュース』をチェックし、平日は『ワールドビジネスサテライト』と『クローズアップ現代』、週末は『王様のブランチ』、余裕があるなら『dancyu』を読んで女一人では入りにくい名店に詳しくなっておけばいいんじゃないでしょうか。
 えっそんなんでいいの?と思う人と、そこまでしなきゃダメなの?と思う人に分かれそうな気がしますが(笑)とりあえずこれくらいのバランスで広く浅く情報に触れておいて最近の話題を振れば、相手の女性はどこかしらに食いついてくるはず。そして、相手が振ってきた話題にも乗っかれるはずです。
 ただ、ずっと世間話ばかりでは物足りなく思われてしまうので、3度目あたりのデートで趣味の話を少しだけしてみましょう。すると、「そんな一面もあるのね」と新鮮に感じてもらえます。同じ人間なのに、順番によって相手の感じ方は全く違ってくるという不思議。
 まずは広く浅く世間話をして、相手と一緒に盛り上がる。その後で、あなたの好きなことや大事なものを少しずつチラ見せ。この順番をお忘れなく! 世間の動向や流行に疎いけど仕事が忙しくて情報収集する暇がない……という人は、デート前にYahoo!ニュース見るだけでも全然違うと思いますよ!