暑い夏が本格的にやってきました。お子様の自由研究は進んでいますか?本日から三日間、自由研究のヒントになる?大人も楽しめるサイエンス入門を取り上げていきます。まずは第1弾、テーマは雲。気象予報士、自然科学系ライターとして大活躍の岩槻秀明さんです。

すべての雲は、基本の10種類に分類される

 雲の楽しみ方のお話です。
   子供の頃はいつも、眺めていたであろう雲。
   大人になって、雲を眺める機会などはグッと減ったのではないでしょうか?

 漫然と眺めるのもいいですか。ちょっとした事を知るだけで雲を眺める事が断然楽しくなります。

 雲の写真を撮る楽しみなどもあります。

 雲は、空に浮かぶ小さな水滴や氷の結晶の集まりが目に見えたものです。

   大きさや形はきわめて多様で、刻々と姿を変えていきます。今、空に見えている雲とまったく同じものには、もう二度と出会えないといっても過言ではありません。

 雲は太陽光とともに、空の色彩や表情を豊かにしてくれます。また、日々の天気の変化に雲は欠かすことができません。もし雲がなかったら、そこから降ってくる雨の恩恵を受けることすらできないのです。雲や空は、現在の気象状況をリアルタイムで表示する掲示板のようなもの。雲の変化から、風の流れや上空の湿り具合を知ることができ、寒気の流入や低気圧の接近など、今後の天気に影響を及ぼしそうな兆候をいち早く察知できます。