ビューポイントでの徐行や一時停止、海側を向いたシート配置など、展望に配慮した観光列車が人気だ。絶景オーシャンビューを堪能できる列車を紹介する。 
流氷ノロッコ号

 

天然記念物「笹川流れ」をじっくり観賞できる
「きらきらうえつ」(運行会社:JR東日本)  

売店で飲食品を買うと40分間ラウンジを利用でき、郷土の味に下鼓を打ちながら日本海の景観を愉しめる。桑川駅で41分間停車し、碧い海と白砂、奇岩で有名な「笹川流れ」の日没風景をじっくり堪能できる「夕日ダイヤ」は10月に運行予定。  

 

展望窓、回転式シートなどで風景を活かす
「リゾートうみねこ」(運行会社:JR東日本)
 

沿線には、春にウミネコが3万羽以上も飛来する天然記念物の蕪島や、国立公園種差海岸などがある。ワイドガラス仕様、前面展望スペース、窓向きに45度回転するシートなど設備が充実。 


流氷原を低速運行で堪能できる
「流氷ノロッコ号」(運行会社:JR東日本) 

オホーツク海の冬の風物詩である流氷を存分に眺めることができる。便によっては海辺にある・流氷に近い駅・北浜駅で10分程度の停車時間を設けており、展望台から知床連山の雪景色を一望にできる。  

 

リアス式海岸を望む
「お座敷列車北三陸号」(運行会社:三陸鉄道) 
 

陸中野田から小本にかけて、NHK朝ドラ「あまちゃん」の舞台となったリアス式海岸の絶景が続く。指定席のお座敷車両は、通路を挟んで両側に4人掛けの座卓を配置。

 

前面展望&マリンビューに配慮した先がけ
「リゾート21」(運行会社:伊豆急行)

1985年から運行される観光列車の先がけ的存在。客室の一部座席が海向き。運転台背後の展望席は後ろの席にも配慮し、劇場のような階段状の段差を設けている。  

 

日南の名勝「鬼の洗濯岩」を一望
「海幸山幸」(運行会社:JR九州) 

山と海に挟まれた海岸沿いを走り、奇岩の景勝が連続する。クライマックスは、全長約8・の海岸線に見られる波状岩「鬼の洗濯板」。ここで一旦停車するのでシャッターチャンスを逃さない。 

 

3カ所のビュースポットで停車、日本海を愉しむ
「みすゞ潮彩」(運行会社:JR西日本)
 

無人島の厚島、良縁にご利益があると伝わる夫婦岩、海上のアルプスこと青海島という3カ所で停車し、絶景を堪能できる。三角形や八角形などユニークな形の車窓も備える。    

 

海岸ギリギリをひた走り瀬戸内海に浮かぶ島々を眺望
「瀬戸内マリンビュー」(運行会社:JR西日本)

須波~忠海間では海岸線ぎりぎりを走行し、呉線でも屈指のマリンビューが愉しめる。指定席車両では、海向きに座席を配置。豪華客船をモチーフにした内装で、丸窓から瀬戸内海を望めばクルーズ気分をあじわえる。