お久しぶりです。お元気ですか? 私は9月開幕のNFLのシーズン初戦に向けてハードな練習をこなしている日々です。

 今回で私の連載もひとまず終わります。今回は、日本とアメリカの人間関係に焦点を当てていきます。

先日初めてD.C観光へ行ってきました! こちらはCapitol Hill

 シングルライフを生きる30代が少ないのに驚き!

 藤本耕平さんの本文中に、つくし世代の中で「恋愛も家族も優先順位が下がった」とありました。たしかに日本で周りをみてみると結婚や恋人がいない友人は普通にいました。もちろん結婚をし、子供もいる友人もいますが。この本にも書かれてあるとおり、ひとえに、仕事や趣味、友人とのつながりによって気持ちの多くが満たされてしまって、ある特定の恋人がいない状態でもさみしくないからなのかもしれません。そこまで必要と感じないから、ガツガツ恋人を探しにも行かないし、いつか何かの活動の延長線上で出会えたらいいなと思いながら生活している。

 ただ、アメリカに来て驚いているのは、まわりの友人のほとんどに恋人がいるか、また結婚しているということ。アメリカでも北東部は西のロサンゼルスなどに比べると、結婚も早く恋人がいる人が多い(Steadyな関係というのでしょうか)みたいですが、シングルライフを謳歌している30代は少ないです。結婚している年齢も20代前半も多くいます。赤ちゃんができたから結婚しているわけではなく、関係なしに20代前半で結婚しています。

 ネットでの「出会い」はカジュアル

 また、「Tinder」や「Match.com」のようなネットで出会うことが、日本に比べてカジュアルに行われています。あまりそういうツールを使うことに抵抗がないというのでしょうか。幅広い年齢の方が普通にこれらのソーシャルメディアを使います。

 私の友人もこれらのソーシャルメディア経由で知り合った人と結婚しました。彼女はとても綺麗ですし、旦那さんもいわゆるイケメンで、日本の私からするとツールを使わなくても普通に出会いがありそうなのにと思うようなふたり。出会いはソーシャルメディアですが、とても幸せそうで、出会い方は関係ないのかもしれません。

 あくまで私の個人的な見解ですが、これらのカルチャーギャップは家族や恋人に対する考え方によるものなのかなと思います。アメリカ人の方が家族や恋人という存在をとても重要視しているように感じます。アメリカのほうが家族で集まることが頻繁にありますし、ハウスパーティにもたびたび恋人やパートナーを連れていきます。恋人やパートナーがいることが当たり前に近い文化なのかもしれません。

 どちらの文化にも良さがあると思いますが、それぞれの国で恋人や家庭に対する考え方って違うのだなと肌でひしひしと感じています。そんなたくさんのアメリカと日本の違いをポジティブに受け止めながら、これからもつくし世代らしく?!「自分らしい生き方」を模索していけたらなと思います。

 ありがとうございました。

【了】

ワシントン記念塔をバックに撮りました。ご愛読ありがとうございました

橋詰あずさ AZUSA HASHIZUME

1986年、東京都生まれ。幼少の頃よりT.Sダンスワークバレエ教室にてクラッシックバレエを始める。15歳でアメリカ、マサチューセッツ州の芸術学校に留学。バレエとモダンダンスなどを学ぶ。2004年、カナダ、オンタリオ州のカールトン大学に入学、08年同大学心理学学士号取得。09年、三菱電機株式会社に入社。以降、7年間デバイスの国内・海外営業を担当。12年、26歳の時に遅咲きだが、チアリーダーを始める。日本社会人アメリカンフットボール協会「Xリーグ」に所属する「IBM BigBlue」専属チアリーダーに合格。以降、2年目にはバイスキャプテン、3年目にはキャプテンとして、チームをけん引する。2016年、チアリーダーの高みを目指し、NFLの「ワシントンレッドスキンズ」のオーディションを受験。150名の中から8人の合格者の一人として選ばれた。5月10日に三菱電機を退社。翌日にはワシントンに飛び立った。