今や映画にドラマにCMに、弱冠18歳の彼女の姿を見ない日はない。
誰もがうらやむシンデレラ・ストーリーを歩み続ける少女の名は、広瀬すず。

わずか2年弱で、広瀬すずは女優として着実にステップアップを続けていった。
そんな順風満帆な彼女の前に、物語史上最大の「強敵」があらわれる。
 

 

これまでの公開回もチェック!
【第1回】「芸能界って美人さんばっかりなのに…!」
【第2回】「なんで目の前に綾瀬はるかさんが…!」
【第3回】「私、負けるのが嫌いだ!」

 

私は運がいいだけ。本当は
青春なんかしてないです(笑)

 

——そうやって女優に目覚めた広瀬すずのもとに、またビッグタイトルがやってきます。『ちはやふる』ですね。

 

広瀬 そうなんです。あんなに有名な作品を……それまで『海街diary』でも『学校のカイダン』でも、役作りってしてこなくて。でも主人公の綾瀬千早って、私とイメージが違いすぎて。それに原作ファンの方がいっぱいいるじゃないですか。そういう方の声とかを聞いて、普通にショックを受けてました。でも、たくさんの方に届けたい気持ちは強くなりました。

 

——主人公・すず。相当、戦いました(笑)。

 

広瀬 戦いというよりは…現場がすごく楽しくてそれに救われました。共演者みんなとのつながりも強くて。あのメンバーがひとりでも違ってたら、絶対にあの体温になっていないってくらい。あっという間に終わった感じでした。オールアップしたときに、「え? あっという間に終わっちゃったけど、大丈夫かな?」って思うくらいに駆け抜けました。でも、自分のなかで役について考えるだけじゃなくて、現場の温度をものすごい感じて。「周りとの会話のやり取りでできるもの」っていうものを実感しました。ちゃんと台本の最後までを知ってから撮った、はじめての映画だったので、またドラマとは違うって思いました。

 

——でも、主人公・すずもここまで駆け上がってくると、有名になってくるわけじゃないですか。実感はありました?

 

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