今や映画にドラマにCMに、弱冠18歳の彼女の姿を見ない日はない。
誰もがうらやむシンデレラ・ストーリーを歩み続ける少女の名は、広瀬すず。

映画『怒り』での今までにない「強敵」との戦いを経て、彼女はまた一回り成長した。
そして次に広瀬すずは、何と戦い、何を求めるのか? いよいよ最終回!

 

これまでの公開回もチェック!
【第1回】「芸能界って美人さんばっかりなのに…!」
【第2回】「なんで目の前に綾瀬はるかさんが…!」
【第3回】「私、負けるのが嫌いだ!」
【第4回】「心がぐちゃぐちゃにされるよって聞いて…」

 

『怒り』と『四月は君の嘘』
両極端な役柄を演じて…

 

——そして、最新主演作である『四月は君の嘘』は、同じく現在公開中の映画『怒り』のすぐあとに撮影されました。

 

広瀬 2週間くらい開きましたけど、『怒り』とは180度違う大変さで戸惑いました。本当に有名な作品なので、『ちはやふる』以上に苦しんで。それに、この物語には大きな〝嘘〟と〝強い想い〟があるから、そこはすごく考えました……。そういう意味では、『ちはやふる』よりも、ものすごく悩みました。『怒り』とは全然違う苦しみですね。

 

——ちなみに、すずさんは自分の出た映画を映画館で観に行くとか。

 

広瀬 行きますね。まず、本当に上映されてることに実感するっていうのと、「お客さんがどこで面白いと思ってるのか?」っていう確認ですね。『ちはやふる』はコメディタッチが多かったので、どこで笑ってるのか、自分ではわからなくて。試写で見ても、来ている方って、あまり笑わないんですよ。だから「ここで笑うんだ」っていう。「オチのところ、私の間がヘタクソすぎて笑ってもらえなかったらどうしょう……?」っていう不安もありつつ(笑)。

 

ーーなるほど。

 

広瀬 どういう人に届くのかなって思うし。涙されてたらわかるじゃないですか。やっぱり、ひとりの人に届いたっていう実感が嬉しくて……。やっぱり、試写での1回目では、全体の世界観を見たいなって思うし。お客さんの反応も見たい。でも、他の役者さんもそうだと思うんですけど、「あの部分は、どうなってるのかな?」みたいなところの確認もしたくなるじゃないですか。だいたい1回じゃ我慢できないです。

 

次のページ 嫉妬、悔しさ…そしてもっと“力”が欲しい!