いらっしゃいませ。
 大阪のワインショップ「mista」で店長をしている、ソムリエの竹内香奈子と申します。

 みなさん、ワインと聞くとどのようなイメージをお持ちですか?
 私がよく耳にするのは、「種類が多くて選ぶことができない」「お店に行くとビールや日本酒の相場は分かるけどワインは値段の幅が広くて価格がよく分からない」という悩み。
 特にワインは、他のお酒と違ってマナーや知識など意外なところも見られてしまうもの。そのため少し敬遠しがち……という方も多いようです。
けれども、ワインってそんなに難しいものではないんです。
 さらに私のこれまでの経験ですと、ワインを上手に嗜んでいる男性は、身のこなしがどことなくスマートで、ビジネスマンとしてもゆとりをもった方が多いと感じます。

 ワインは人との出会いやつながりが生まれる、とっておきのアイテム。そんなワインがもたらしてくれるさまざまな効果、さらにはこれからあなたの人生をより豊かにしてくれるワインの面白さをお伝えしたいと思います。


 みなさんがワインを飲むシーンは、どんなときが多いでしょうか?

 仕事上の付き合い、デートでフレンチやイタリアン、バー、ワインがもともとお好きな方ならお家でも日常的に飲まれているかもしれませんね。
 今回は、まず男性が経験しやすいレストランデートのシーンを例に考えたいと思います。

ソムリエのいるレストランデートで……

 

 気になる女性や彼女とやってきた話題のフレンチのお店。あまり行き慣れていない本格的なレストランにちょっと緊張……。

◆「アペリティフは?」と聞かれたら 

席についてまず聞かれることといえば

 席につくと、こんな声をかけられたことがある方は多いのではないでしょうか。

「アペリティフ(=食前酒)はいかがですか?」

 まずはぜひ、「とりあえずビール」はやめてシャンパンかスパークリングワインを注文しましょう。キラキラと輝く泡はデートの始まりを盛り上げてくれますよ。
 でも「カッコよくシャンパンを注文したいけど価格が高いな……」

 そんなときの救世主が“カヴァ”。

左から Anna Codorniu(アナ・デ・コドーニュ スリーバーボトル)、Roger Goulart Cava Gold Brut(ロジャーグラート カヴァ ゴールド・ブリュット)、Codorniu Clasico (コドーニュ・クラシコ・セコ)

 カヴァは、シャンパンと同じ製法(瓶内二次発酵)で造られているスペインのスパークリングワインで、本格的なのにとてもリーズナブル。シャンパンの半額ぐらいで飲めるのでオススメです。
 どんな料理とも合わせやすく、お酒のあまり強くない方でも前菜からメインまでこの1杯で楽しむことができます。コストパフォーマンスが高いスパークリングワインとしてとても人気があります。

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