岐阜在中の歴史作家・鈴木輝一郎がゆるりとめぐる、戦国武将の史跡。
つい見落としてしまいがちな渋い史跡の数々を自らの足で訪ね、
一つ一つねぶるように味わい倒すルポルタージュ・ブログシリーズ開幕!

 

売るほどある!信長みやげでゆるりと楽しめ!
 

さて、岐阜金華山ロープウェイ売店の後篇です。
実はここにある土産物のほとんどが「織田信長もの」。
売店のひとに聞いてみたところ、売店のかたも「信長ものが何種類あるのかよくわからない」とのこと。
斎藤道三がいまでは「親子二代で美濃を盗った」って証明されちゃったことや、明智光秀がいまひとつ地味なこともあり、岐阜の観光資源は、すべて織田信長に結集されている様子。
ご当地発売のものだけでも百種類を切るこたぁないっす。
 

 



まずはそのうち定番ものを。
まあ、お約束で「岐阜信長せんべい」
同じ名称のものが楽天でも入手できますが、これは別物。
岐阜金華山ロープウェイ売店では一番人気だそうだ。
手頃な値段と定番な感じがいいのかも。
インターネットでは売ってません。地元特産。
 

 



さて、定番みやげとなればやはりTシャツですが、
もちろんあるよん。
これは「天下布武Tシャツ」。
よほど人気があるらしく、棚に1フェイスなんてことはなく、ひと棚を占領してます。
それにしても「天下布武 シャツ」で検索かけると通販ものでもどさっと出てくる。
ご当地としては微妙な気分。
 

 



「ビミョー」というのは失礼かな?
これは岐阜金華山ロープウェイ売店オリジナルなので、ここでしか入らない『岐阜城トランプ』。
裏は岐阜城天守閣のイラストです。
ジャックは斎藤道三、キングは織田信長。
となればクイーンは濃姫、といいたいところですが、濃姫の肖像はみつかっていないのでお市の方。
 


「どて煮」「どて焼き」は東海地方では、
「牛すじ、または豚ホルモンを赤味噌タレで煮込んだもの」
で、リーズナブルなおかずとして定着しています。
なにせ赤味噌でことこと煮てるので、そのまま飯にかければふつうの「まかない飯」になっちゃう。──と書くとネガティブなイメージがありますが、地元民にはとても馴染み深いもので、「絶対にハズレがない、確実に美味しい飯」なわけです。
いやまあ、地元民としては、冷蔵庫のあまりものでちゃちゃっと作るものをわざわざメニューにせずとも……ってか、なんで『信長』とつくのか、と。
ま、美味しいからいいか。
 

 

「ひこにゃん」以来、全国でゆるキャラづくりがさかんになってるわけですが、この「のぶさま」は可哀想かも。
岐阜金華山ロープウェイ売店はこんなに信長グッズにあふれているのに、「のぶさま」コーナーはこれだけ……
まあ、岐阜のゆるキャラは「やなな」が健闘してるし、そもそも信長に「ゆるさ」を求めるのが……
 
それにしても本当に岐阜城は織田信長一色。
みんな! 信長グッズは岐阜で買うのが正しいんだぜ!