健康を気にする人ほど病気になる
ズボラな人ほど長生きできる生活習慣の新常識

町医者として多くの患者を見ながら、『歩くだけで病気の9割は治る!』の著者である長尾和宏さんの新刊が10月21日に発売されます。

長寿国である日本、最近言われている「健康寿命」をテーマに、90代になっても元気で過ごせるための、7つの習慣を提案しています。

健康に最大限注意した生活を送ってきたのに、病気で早死にしてしまう人はいます。一方で、不摂生な生活を送っているように見えるのに90歳になっても元気な人もいます。

その差は、いったい何なのでしょうか。

ひとつには、健康に気を配りすぎてかえってストレスになってしまうということ。健康第一の生活が健康長寿をもたらすとは限りません。健康に注意しすぎるとストレスが増えてかえって病気になります。

また、いまの医学常識が30年後、50年後にも正しいとは限りません。いくらストイックに健康に気を使った生活を送っても、元となっている健康情報が正しくなければ、当然、結果は伴いません。

そもそも、いま元気で90歳まで長生きしている人たちは、最新の健康情報にアンテナを張って超健康的な生活を意識して送ってきたのでしょうか。先生が在宅医療や講演会などで出会う元気なおじいちゃん、おばあちゃんたちの顔を思い浮かべると、決してそうではないことに気づきます。

逆に、最新の健康情報に精通し、必要な栄養素を補うためにサプリメントを毎日数十錠も飲んだり、「健康のために」と毎週末スポーツジムで汗を流したりという生活を送っていた人が、平均寿命に達する手前で病気になって早死にしてしまう姿もたくさん見てきたそうです。

この本は超健康的な生活を勧める本ではありません。

富士山に登るには複数のルートがあり、どのルートでも頂上に着くことができますよね。ただ、丈夫な足腰というベースがなければ、登りきることはできません。それと同じように90歳まで健康で過ごすにもいろいろなルートがありますが、「これだけは守らなければいけない」という基本ルールがあります。

「90まで健康で生きる」という山を登るためのいちばんの近道となる7つの習慣を、あなたも身につけてみませんか。