■愛媛マンダリンパイレーツの2016年の終わりは……

 愛媛マンダリンパイレーツとしての2016年シーズンが、10月10日に終わった。独立リーグナンバーワンチームを決める、グランドチャンピオンシリーズ。

 群馬ダイヤモンドペガサスと愛媛マンダリンパイレーツが対戦し、前回も書いたように僕たち愛媛マンダリンパイレーツが劇的な勝利を重ね2連勝と王手をかけてのぞんでいたのだけど……まさかの3連敗。ビジター、群馬の地で僕たちは最後、負けて終えることになってしまった。

 王手をかけて3連勝を狙った第3戦は、群馬出身のスターでもある正田(樹)ちゃんの凱旋登板でもあった。家族も来ていたようだし、応援の声もすごかったのだけれど、まさかの2回7失点でKO。試合前もいつもと変わらない雰囲気に見えた正田ちゃんだったけど、もしかしたらいろいろなところで「凱旋」と言われ、プレッシャーを感じていたかもしれなかった。僕も前回のコラムでそうやって煽ってしまったから、そんなところにも理由があったとしたら申し訳ない。

 それでも正田ちゃんをふくめチームは翌日の試合、翌々日の試合ときちんと切り替えて戦えていた。けれど結果は残念なものだった……。
 カラバイヨ、チャべスと言った元NPB組の強力な「助っ人」に加え、31歳にしてすさまじいパワーを誇る井野口(祐介)選手が3番に入る群馬打線は本当に強力だった。

 3戦目は1対13。僕も1回を投げ2失点と打ち込まれた。
 4戦目1対3。
 2勝2敗のタイで迎え、勝ったほうが独立リーグナンバーワンとなる最終戦は3対8。
 この3戦で実に37安打を打たれた。

 群馬ダイヤモンドペガサスのみなさんには改めておめでとうございます、と言いたい。
 負けが決まった後の愛媛マンダリンパイレーツのメンバーの面々の姿は、十人十色といった様子でそれはとても象徴的だった。

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