昨日まで「良い」とされていたことが
簡単に覆されるのが健康常識。
実は健康寿命を脅かしているかもしれない
様々な通説の真偽を検証する。
 

Q.
普段の運動不足を解消するため、
週末は長時間のウォーキングをする

A.
×
週末にまとめず、
日常生活の中で分割する

「ランニングとウォーキングであれば、負担の少ないウォーキングが断然、お勧めです。でも、それを週末だけにしてしまうのはもったいない。まとめるのではなく、毎日の生活の中で分割して行うようにしたほうが、もっと健康増進効果があります」。
 理想は「1日合計60分」。これを一気にやるのではなく、毎日20分を3回、15分を4回と分割して行うほうが長続きさせることができる。しかも、楽に感
じる程度の歩き方で十分なのだ。
「すると心臓や肺の機能が高まり、血液循環も良くなるので、脳の働きを良くしたり、脂肪燃焼を促進したりするのです」。

 

 

Q.
健康のため、週末はサウナで
ひと汗かくのが習慣

A.
×
疲れは取れるが、
実は危険がいっぱい


 サウナは発汗作用で老廃物が排出されると思いがちだ。
「デトックス効果はほとんど期待できません。逆に高温で急激に発汗するために、ナトリウムやカルシウムなどの必須ミネラルも一緒に出てしまいます。ま
た、急激に血圧と心拍数が上昇して、健康な人でも危険な状態になることがあり、動脈硬化や循環器系の疾病があると、命取りになる可能性もあります」。
 ただ、体を芯から温めると筋肉の凝りなどが取れやすく、副交感神経も優位になるので、夜良く眠れて疲れが取れやすくなる効果はある。