近視や老眼、疲れ目、ドライアイ……。パソコンやスマホの普及で目を酷使する日々、「目が良かったらなあ」と考える人は少なくない。「視力回復 動物カード」を使った眼トレが、2週間から効果が出ると話題を集めるアンチエイジングの専門医•日比野佐和子医師と眼科専門医•林田康隆医師は「今や近視や老眼は回復する時代」と語ります。『1日1分、2週間 眼トレ』(KKベストセラーズ)発刊記念コラム「目の新常識」を紹介します。

◇薬の飲み過ぎで視力が落ちる?

 視力の低下は、稀に薬の副作用で起こる場合があります。たとえばアトピー

 

や湿疹、肌荒れなどの皮膚科治療にしばしば用いられる「ステロイド薬」も白内障を引き起こすことがあります。炎症を抑えるには即効性のある薬なので、眼科でも抗炎症剤として処方することがありますし、市販の虫さされ薬にも一部含まれています。

 同様に抗生物質も視力低下や目の痛みなどの副作用が報告されていて、風邪薬などにも含まれる一般的な薬も体質や体調、服用期間によっては目を悪くすることがあります。気になる症状が現れたら、すぐに医師に相談してください。

 また、目薬の使い過ぎも禁物。添加物の入っていない人工涙液タイプの目薬でも用法・用量に従って使用するようにしましょう。

◇注意が必要な薬とは……

 最後に注意が必要な薬の例をあげておきます。参考にしてください。

<ステロイド>

【主な効能】抗炎症、抗アレルギー、免疫抑制
【副作用】 ステロイド緑内障、ステロイド白内障 (特に長期内服の場合)

<抗生物質>
【主な効能】抗菌
【副作用】 視力異常、痛み、角膜変色

<抗真菌薬>
【主な効能】抗感染症
【副作用】 視力障害、目のかゆみ

<抗ヒスタミン薬>
【主な効能】アレルギー症状の緩和、結膜炎
【副作用】 ドライアイ、かすみ目、涙の増加

<鎮痛剤>
【主な効能】鎮痛
【副作用】 かすみ目、複視

<『1日1分、2週間 眼トレ』(KKベストセラーズ)より抜粋>