近視や老眼、疲れ目、ドライアイ……。パソコンやスマホの普及で目を酷使する日々、「目が良かったら……」と考える人は少なくない。「視力回復 動物カード」を使った眼トレが、2週間から効果が出ると話題を集めるアンチエイジングの専門医•日比野佐和子医師と眼科専門医•林田康隆医師に目の新常識を語ります。

◇近視、遠視、そして老眼も治せる究極の眼トレとは?

日比野佐和子医師と林田康隆医師が考案した、視力が回復する眼トレ「動物カード」

「悪くなってしまった視力は治らない……」とあきらめていませんか? こうした目の悩みは、通院や手術でなければ、治らないと思い込んでいませんか? 
 かつて、低下した視力は回復しないといわれていました。近視は遺伝で、老眼は老化現象なのだから諦めるしかないと……。
 しかし、現在では、近視の主原因は遺伝より環境にあり、老眼を含めた老化もトレーニングや生活習慣によって食い止められることが数々の研究で裏付けられています。

 実は、ちょっとした「眼トレーニング」によって自分自身で、治すことができるのです。1日1分、誰でも気軽にできる「視力回復 動物カード」(上図)を使った眼トレを紹介します。

◇目もストレッチでピント調節力は鍛えられる

 「視力回復 動物カード」は、目のストレッチとなる遠近運動を、意識的に何

 

度か繰り返して行うことでピント調節力が鍛える方法。
やり方をごく簡単に説明しましょう。
1)「動物カード」の一番手前の黒丸①を見つめます。
2)黒丸に焦点を合わせたままで、1秒間、ギュッと凝視します。
3)黒丸を①②③④と手前から遠くへ、続けて⑤⑥⑦⑧と、遠くから手前へそれぞれの黒丸を1秒間ずつ凝視します。
4)①〜⑧1セットで、3回繰り返します。

◇早い人は2週間で視力回復を実感できる

 1日1分程度、こうした目のストレッチを行えば、早い人なら2週間で視力アップを実感できるでしょう。ストレッチがきちんとできているかどうか、また、あなたの目の調節力が弱くなっているのかどうか、それがわかるのが動物の見え方。実はネズミとキリンは、別の形(生き物)に見えてくるのです。 
 
 目のレンズとなる水晶体は、近くを見るときに厚く、遠くを見るときに薄くなります。その伸縮を支えているのが、目の筋肉。
スマホやパソコンを見続けたり、偏食や運動不足を繰り返したり、年齢を重ねたりと、目にとっての過酷な環境は、水晶体を硬くして、筋力を衰えさせてしまう元凶です。 

 ギュッと力をこめて寄り目にすることで、ピント調節を支える毛様体筋という目の筋肉が刺激され、滞った血流も促されます。さらに遠近運動を加えることで、目のストレッチもできるのです。

 「動物カード」のストレッチで視力回復ができるというのは、こうした理由からです。
 

『1日1分、2週間 眼トレ 日比野&林田式』(KKベストセラーズより抜粋)