「一度悪くなった視力が回復しないというのは、もはや古い常識です」。そう語るのは2週間から効果を発揮する「視力回復 動物カード」眼トレで、話題を集めるアンチエイジングの専門医•日比野佐和子医師と眼科専門医•林田康隆医師。『1日1分、2週間 眼トレ』(KKベストセラーズ)発刊記念コラム「目の新常識」を紹介します。

◇目を内側から元気にする注射と点滴

 

 内側から目を元気にするには、注射や点滴を利用する手もあります。
 その一つが、もともと肝疾患の治療薬として開発されたプラセンタ製剤(ラエンネック)です。私がその美容効果にいち早く気づき、主に海外で研究と普及に取り組んで約20年、ようやく日本でも知られるようになりました。

 皮膚や筋肉、ツボに注射されたプラセンタは、細胞の新陳代謝を促すとともに細胞をつくる原料にもなります。その結果として、疲労や血行不良、自律神経の不調やアレルギー反応などを解消し、目や肌を輝かせてくれるのです。頭皮に注射すれば、かなりの確率で頭髪が生えてくるという話は、テレビでも大反響でした。

◇馬や豚などが原料のサプリや美容液は要注意!

 最近はサプリメントや美容液も数多く市販されていますが、それは馬や豚などの動物性、または植物性由来となっており、注射薬(医薬品)は厳しい検査を受けた国内のヒト胎盤エキスを原料としています。信頼できる医療機関で厚生労働省の承認薬を投与することをおすすめします。

 また、注射と言えば、カナダで開発された「バイオニックレンズ」が話題となっています。生体適合性ポリマーでできたこのレンズを生理食塩水とともに目に注射すると、眼球に密着・固定されて生涯使い続けることができるというもの。日本ではまだ承認されていないために実用化はずいぶん先のようですが、大幅に視力を矯正できると大きな期待が寄せられています。