10月3日から放送中のNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』に出演中の土村芳(つちむら かほ)。彼女が演じる田坂君枝は、主人公・すみれ(芳根京子)の学生時代からの友人で、物語の中心となるベビーと子供服の店「キアリス」の仲間。主要キャストの1人なので、少しでもドラマを見たことがある人は、「ああ、あの女の子か!」と記憶に残っているはずだ。今回は、その『べっぴんさん』の撮影の裏側や、彼女の生い立ち~女優になるまでの軌跡についてインタビューを行った。取材・文/古澤誠一郎  写真/河野優太
 

『べっぴんさん』の撮影1カ月前から
関西弁や裁縫の指導を受ける

 

――『べっぴんさん』には、どのような経緯で出演が決まったんでしょうか?

土村 もともとヒロインオーディションを受けていて、最終的にヒロインのお友達役でお話をいただいたんです。出演できることが、素直に嬉しかったですね。

――『べっぴんさん』の舞台は神戸で、物語は太平洋戦争の前から始まりますよね。役作りはかなり大変だったのでは?

土村 撮影の1か月前から、(芳根)京子ちゃんと(百田)夏菜子ちゃんと私の3人は、裁縫指導と関西弁指導を受けていました。あと、撮影前に学んでおくべき神戸の歴史も、NHKさんの映像資料を見させていただいて勉強しました。撮影前からどっぷり作品の世界に浸れる準備をしていただけたので、自分の演じる君ちゃん(田坂君枝)のことも、他のキャラクターとの関係も掴むことができましたね。

 
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