日本の美点を振り返ろう!!そんなコンセプトで世界から絶賛されている、知っている様で知らない、日本の食・技術・カルチャー・経済・制度を紹介する『世界が絶賛する日本 われわれが知らない進化する真価』(Japan's best編集部:編)絶賛発売中。今回は本書の中でも世界を変える、影響を与える日本の制度・文化などを紹介します。!

美容室&理容室の数は、じつに36万軒以上

 国の規模や文化によって、美容院であったり床屋だったり、はたまた露天の散髪屋だったりという違いはあれど、「髪を切る」という習慣は万国共通のものです。

代金は世界的に見ても高額だが、コストパフォーマンスも高いと評判。海外に進出する店舗も増えているとか

 ご存じのように、日本も理髪産業はとても盛んで、全国にある美容室&理容室の数は、合わせてじつに36万軒以上。

 コンビニの総店舗数が5万ちょっとですから、この数字がいかに多いかがわかります。

 そんな理髪大国の日本ですが、海外からは「理髪天国」として熱い視線が送られているのをご存じでしょうか。

 その理由として、理髪技術が高いことも挙げられますが、外国人がとくに高い評価を与えているのが、理髪以外のサービスが多く、しかもクオリティが高いという点です。

 なかでも美容室ならばシャンプー、理容室ならばシェービングが、大絶賛されているのです。

 また、衛生管理もしっかりされていて、終始細やかな気配りのある接客も、外国人からは驚きと賞賛の声が上がっています。

 このように、日本が理髪天国となったのは、この章で何度も述べてきたように、相手の気持ちに配慮し、おもてなしの心で接するという国民性によるところが大きいのですが、理髪に関しては、江戸時代からこのような形態で行われてきたようなのです。

 当時は「髪結い」と呼ばれ、理髪だけでなく、髭を剃り眉を整え耳掃除をするところまでがワンセットとされており、それが現在のおもてなしにつながっているではないかと思われます。

 現代日本は人口が減少傾向にあり、理髪業界も苦しくなっているようですが、外国人をうまく取り込んでいくことができれば、再び成長産業へと転換できるでしょう。

世界が絶賛する日本 われわれが知らない進化する真価』より