民進党代表の蓮舫。二重国籍問題で話題に。7日の党首討論で安倍晋三に「息をするように嘘をつく!」と絶叫。しかし、息をするように嘘をつくのは安倍なのか? 蓮舫なのか? いやどっちもだから目糞鼻糞なわけである。

 産経新聞の「安倍晋三礼賛御用新聞ぶり」はとどまるところを知らない。

 いまに始まったことではないが。

 12月7日の党首討論の様子を産経新聞では以下のように語られている。

 「厚顔無恥とは、こういうことを言うのだろう。民進党の蓮舫代表は7日、初の党首討論に臨み、安倍晋三首相への批判を繰り返したが、議論の前提となる質問は間違いだらけだった。

 蓮舫氏は、首相が『強行採決をしたことがない』と発言したとも決めつけた。首相は今年10月の国会答弁で『強行採決をしようと考えたことはない』と述べただけで、勝手な妄想を前提に批判を展開した。

 にもかかわらず、蓮舫氏は首相に向かって『息をするようにウソをつく。昨年、安全保障法制を強行採決したじゃないですか!』と叫び、「気持ちのいいまでの忘れる力を何とかしてくださいよ」とも訴えた。」(産経新聞)

 民進党を応援しているわけではない。

 民進党は民主党の時代からすでにダメだったし、いまもまったくダメだ。

 しかし、安倍晋三政権は民進党よりそんなにマシなのか?

 「目糞鼻糞を笑う」とはまさにこのこと。

 作家適菜収氏が安倍晋三首相の過去の発言を紐解き、その虚偽と欺瞞を暴いた著書『安倍でもわかる政治思想入門』が話題だ。

 そのなかから、民進党蓮舫と安倍晋三にぜひ振り返ってもらいたい安倍の目糞鼻糞発言がこれだ。

 ※以下、著書『安倍でもわかる政治思想入門』から本文抜粋引用する

 

野党共闘について 二〇一三年六月一六日 安倍晋三のフェイスブックより

「『民主党は息を吐く様に嘘をつく』

との批評が聞こえてきそうです。」

 

 安倍はフェイスブックに「『民主党は息を吐く様に嘘をつく』との批評が聞こえてきそうです」と投稿したり、菅直人内閣についてテレビ番組で「陰湿な左翼政権!」と言ったりしているが、幼いというか、ほとんどネトウヨレベル。

 2016年3月13日、安倍は自民党の党大会で、参院選について「選挙のためだったら何でもする、誰とも組む、こんな無責任な勢力に私たちは負けるわけにはいかないんです。今年の戦いは政治に国民に責任を持つ自民党・公明党連立政権対こうした民主党、共産党、民共の勢力との戦いになります」と発言。

 選挙のためだったら誰とでも組んできたのは自民党ではないか。

 1994年6月30日、自民党は社会党と組み、社会党委員長の村山富市を総理大臣にした。このときの内閣総理大臣指名選挙で村山に投票したのが安倍である。

「じつは、かくいうわたしも、首班指名のとき、社会党の村山富市氏に一票をいれたひとりである。野党の自民党が、早期に政権復帰するには、それしか道がなかったのだ」(『新しい国へ』)

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