楽天の前は求人広告の飛び込み営業をやっていた

いま思い返すと本当にダメ営業マンでした(笑)

 やっぱり営業マンをやって、基本的な仕事に対するスタンスを学びましたね。

 頭を下げてお金を出してもらう――営業という仕事って基礎であり究極の仕事だと思ってます。

 僕は楽天の前にいた会社では、求人広告の飛び込み営業をやっていたんですけど、そこでは本当に契約がとれなくて…。担当エリアが大田区だったんですけど、ちっちゃい個人商店とか工場とかが多かったんです。やっぱりそういう所では、広告費出してもらうのも大変で、厳しかったですね。当時、僕は1回断られたらシュンとしてあきらめちゃうタイプで、ダメダメでした。

 その時に思ったのは、すごく当たり前のことなんですが、「お金を稼ぐ」って大変なことなんだなと。お金を稼ぐにしてもやっぱり大学生の時は社会に対して「お客さん」でした。完全に受け身で自分で考えて行動しなくてもなんとか誤魔化せましたけど、社会人ではそうはいかない。契約の目標に届かないと肩身が狭い思いがしますし。

 お金を稼ぐ大変さを感じると同時に、もっと稼ぎたい、じゃあどうすればいいのか、という所まで考えるようになりましたね。そこはもちろんいまの仕事のスタンスにもつながってきている所だと思います。

 いま社会人で営業をやっていて、ツライなと思っている人にも、必ずいまの苦労はのちのち活きてくるぞと伝えたいですね。