会社の商品じゃなくて「斎藤司」を売ってみたい

 

 楽天をやめて芸人になろうと決意したのは、ある日同期がノルマを達成できずに怒られているのを見たのがキッカケですね。

 僕、その前に求人広告の飛びこみ営業をしていた時に、先輩からすごい刺さる言葉をもらったんです。それが「営業というのは、自分の人柄を売り込むんだ。それでお客さんには商品じゃなくて、お前という人を買ってもらうんだ」という言葉なんですけど、それにすごい僕は共感して。

 それで同期が怒られているのを見てふと思ったんです――どうせなら会社の商品じゃなくて自分を売りたいなって。そのために芸人をやってみようって。

次のページ もう敷かれたレールの上では走れない