薄毛対策の最終兵器・育毛剤選びのポイント

 これまで解説した生活習慣の改善と、強力な育毛効果のある薬剤を併用すること。これで念願のフサフサヘアーは取り戻せる。
本当に効果のある育毛剤を使えば、次の3つの目的が果たせる。

①血流を改善し、発毛を促進する
②頭皮環境を整え、太い髪を育てる
③地肌を強化し、脱毛を予防する

 頭皮の血流が滞ったままだと発毛に必要な栄養が行き渡らないため、髪の製造工場である「毛母細胞」は運転を停止してしまう。血流を促進して毛母細胞を活性化してくれる成分を選んで、ヘアサイクルをスムーズに回転させることが重要だ。この働きに優れているのが、ヅラフジの根茎から抽出されるタマサキツヅラフジアルカロイド、トウガラシチンキ、センブリエキス、ショウキョウエキス、ショウガエキス、ゴボウ根エキスだ。

 また、地肌の炎症やゆらぎを防ぎ、清潔で柔軟な頭皮を整えることも重要だ。これによって、芯から健康な毛髪を育てることができる。甘草由来のグリチルリチン酸ジカリウム、ビワ葉エキス、シラカバエキスなどは、押さえておきたい成分だ。

 さらに、年齢に負けない地肌をつくるアンチエイジング成分も見逃せない。代表的なものは、ミノキシジル。これは薄毛業界ではメジャーな成分なので、聞いたことがあるという人も多いだろう。加えて、5αリダクターゼの抑制に力を発揮するアロエエキス、ヒノキチオールなども効果的だ。

 なお、フケ・かゆみが気になる人は、抗炎症成分、保湿成分がプラスされているものを選ぶとよい。

 ハゲはけっこうな難敵だ。まあ、難攻不落というよりは、(抜け)落ちすぎて困るわけなのだが、その毛髪の落剝は、ただ育毛剤を塗っていればおさまるというものではない。

「強い思いがあってこそ、夢は現実になる」――これは私のモットーだが、頭皮をマッサージをするにしても、そのマッサージに強い思いがこもっているか、頭皮や毛根にその思いが伝わっているか、そういうことが全部、結果につながっていくのではないだろうか。

 あなたも本コラムを参考にしながら、ハゲからの生還への第一歩を踏み出してみてほしい。