歯医者と歌手という2つの夢を追いかけた覆面アーティスト・GReeeeNの実話を基にした映画『キセキ―あの日のソビト―』が、1月28日(土)より全国公開される。

知られざる兄弟の素顔を演じた、俳優松坂桃李と菅田将暉のふたりにその魅力を聞いた。

 

 

松坂桃李×菅田将暉クロストークの【前編】はこちら

 

主演ふたりによる劇中の
歌唱シーンにも要注目!

 

――共演の多いおふたりですが、初の兄弟役はいかがでしたか?

松坂 僕は姉と妹の女兄弟なので、男兄弟にどこか憧れがあるんです。今回菅田と演じてみて「やっぱいいな~」と思いました。しかもお互い自立するかしないかという学生時代の兄弟だったのがよかった。この兄弟の家庭環境のいろいろを経験しないまますぐ兄弟になれたのは、菅田とだったからだと思う。

菅田 僕は弟ふたりなので兄貴が欲しかったんですよ。ま、お姉ちゃんのが欲しかったんですけど(笑)。もともと桃季くんは事務所の先輩たちの中でも僕にとってお兄ちゃん感があるから、距離感はイメージしやすかったです。また実際のJINさんとHIDEさんの関係がすごくいいんですよ、仲よくて。会うとバーってしゃべり出して、JINさんの天然をHIDEさんが突っ込む漫才のようなくだらないやりとりを延々繰り返して(笑)。普段別々に暮らしてて、ふたりで飲むこともほぼないのにすぐその感じになるのがやっぱり兄弟だな~と。それは桃李くんと僕の関係にもどっかリンクしてるんですよね。

松坂 うん。男兄弟ってこんな感じが理想かもな…。別にそんなベラベラしゃべるわけじゃないけど、何かどっかで分かり合ったり、今こう思ってんなコイツ…ってのが何となく分かってしまったりする。リスペクトし合っているけど言うときは言う、絶妙な距離感。今回である種の疑似体験ができました。

菅田 そもそもドキュメンタリー的な現場だったんですよね、監督の求めているものが、その場の空気感や楽しんだなって情景だった。基本的に全てが疑似体験でしたね。

――歌唱シーンも見どころですが、互いの歌についての印象は?

 

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